賃貸物件に住むと、毎月必ず支払うものが家賃です。
ほとんどの人は、毎月決められた日までにきちんと支払っていると思いますが、「もし家賃を滞納してしまったら…」と考えたことはありませんか?
ドラマや漫画だと、家賃を滞納して退去させられるシーンが描かれることもありますが、果たして現実はどうなのでしょうか。
賃貸の家賃を滞納してしまうのはどんな時?
実際に賃貸の家賃を滞納してしまうとどうなるのかお話をする前に、まずはどういった時に支払いが滞るのか事例を挙げてみました。
1.たまたま残高不足だった時
2.病気やケガで多額の治療費が必要になった時
3.失業した時
上記のうち、特に注意するべきケースは2と3です。
賃貸の家賃を滞納するとどうなる?
期日通り家賃が支払われていないことが確認されると、まずは賃貸物件を管理している管理会社や大家さんから連絡が入ります。
先ほど挙げた1の場合、それまで遅れることなくきちんと支払っていたなら、うっかり忘れていたことを謝った上で、すぐに支払えば、特に問題はありませんよ。
しかし、2や3のケースで滞納が長期化すると、最初は電話で督促されるものの、それに応じなければ書面で通知が届き、それでも応じない場合は強制退去となりかねません。
このことは、賃貸契約の際にサインをした重要事項説明書や契約書にも記載があるので、強制退去を拒否することはできないのです。
賃貸の家賃を滞納しそう…そんな時にとるべき行動
家賃の滞納が続いて督促に応じないと、いずれ強制退去させられる可能性があることはお分かりいただけたと思います。
とは言え、住む家がなくなることは借主さんにとって、とても辛いことですし、管理会社や大家さんとしても強制退去はできる限り避けたいトラブルですね。
そこで、最悪の事態を避けるために借主さんが取るべき行動は、『早めに相談をすること』と『連帯保証人にも事情を説明すること』の2つです。
家賃を滞納してしまう人のほとんどは、払いたいけど今はその余裕がない人です。
やむを得ない事情で今後の家賃の支払いが滞りそうだと思ったら、督促される前になるべく早く管理会社や大家さんに相談しましょう。
これまでまじめに払っていて、ご近所トラブルも起こしていないような人であれば、事情をくんで何かしら対応してくれるはずですよ。
また、連帯保証人を立てている場合は借主さんが家賃を滞納していること、それを代わりに支払ってくれるよう管理会社や大家さんから連絡が行きます。
そのため、連帯保証人になってくれた人にも早めに連絡し、立て替えてもらった場合は、いつ頃までに返せるか話しておくことをおすすめします。
まとめ
滞納が続いてしまうと、管理会社や大家さんから来る連絡が怖くて出るに出られない人もいます。
ただ、それはトラブルを大きくしてしまう最大の要因なので、絶対にやめましょう。
誠意を持って相談し、支払う意思があることを伝えれば、強制退去という最悪の結果を回避できるかもしれませんよ。
スマイスターでは、やむを得ない事情で家計が危機に陥っても、家賃の滞納をせずに済むような安い賃料の賃貸物件を多数ご紹介していますので、ぜひご相談ください。