近年は、エアコン付きの賃貸物件も増え、一人暮らしをする際も希望の設備条件として選択する人が多くなりました。
ただ、中にはエアコン未設置の賃貸物件もあります。
「エアコンがなくても、窓を開けたり扇風機を使えば大丈夫でしょう」と軽く考えていると、命が危険にさらされてしまうかもしれません。
今回は、一人暮らしをする際になぜエアコンがあった方が良いのか、もしない場合は自分で取り付けられるのか紹介します。
一人暮らしでエアコンがあった方が良い理由
一人暮らしでエアコン付きの賃貸物件があった方が良い理由は、ずばり『命を危険から守るため』です。
ここ数年の夏は、日中の最高気温が35℃を超える日が続き、真夏日ではなく猛暑日と言われる日も増えました。
先日は、埼玉県熊谷市で最高気温が国内最高となる41.1℃を記録するなど、日本の暑さはますます深刻になっています。
そしてこれだけ暑いと、室内にいても熱中症にかかる危険性が高まります。
一人暮らしの場合、熱中症で倒れてもすぐに気づいてくれる家族がいないので、最悪の場合は発見される前に命を落としてしまうでしょう。
室内の暑さは、扇風機やうちわなどでしのげるほど簡単なものではありません。
そうした理由から、一人暮らしをするならエアコンがあった方が良いのです。
一人暮らしの部屋にエアコンがないなら自分で設置して良い？
どうしても住みたい賃貸物件にエアコンが付いていない場合、自分で設置をすることは可能です。
ただし、その場合は次の点に注意しなければなりません。
・大家さんや管理会社に確認する
いくら自分で取り付けられると言っても、賃貸物件はあくまで『人様の財産を借りて住んでいる』ものなので、大家さんや管理会社の許可なしに設置することはできません。
特にエアコンは、ホース用の穴がないと工事が必要なので、許可なく穴を開けて設置すると契約違反となります。
必ず事前に確認を取り、ホース用の穴を開ける許可をもらってから設置しましょう。
・退去時は置いていってもOKか
自分でエアコンを取り付けてもOKかどうか確認する時、併せて確認しなければならないのが『退去する時に置いていっても良いのかどうか』です。
賃貸物件は、退去時に原状回復の義務がありますが、新しい引越し先がエアコン付きの物件だった場合や、なるべく荷物を減らして引越したい場合は置いていきたいと思うでしょう。
しかし、これも大家さんや管理会社の許可がなければ勝手に置いていくことはできないので、必ず確認します。
まとめ
一人暮らしに欠かせない設備となったエアコンですが、もともと付いていない物件を選ぶ場合は「後で取り付けたら良いか」と気軽に考えてはいけません。
新規の取り付けを希望する場合は、今回ご紹介した点を必ず確認してくださいね。
スマイスターでは、エアコン付きの賃貸物件もご紹介しています。
最初から取り付けられている部屋で一人暮らしを始めたい人は、ぜひお気軽にご相談ください。
