荒川区には、貴重な路面電車を保管展示している広場があります。
そこで荒川区にある「都電おもいで広場」とはどんなスポットか、展示内容や評判について紹介します。
荒川区にある都電おもいで広場の展示とは?
荒川区の「都電おもいで広場」とは、2007年にオープンした都電の展示スペースです。
展示スペースは昔ながらの停留所をイメージしたものになっており、実際に車内へ乗り込むこともできます。
「都電おもいで広場」では、次の車両を静態保存しています。
PCCカー(5500形・5501号車)
PCCカーと呼ばれる5500形とは、1954年に製造された車両です。
アメリカの最新技術により作られた車両で、低騒音・高加速の性能を誇りました。
現役時代は品川駅前から上野駅前間で使用されました。
社内展示物として、模擬運転台や模擬装置操作台、都電荒川線の沿線をイメージしたジオラマがあります。
旧7500形(7504号車)
旧7500形とは、1962年に製造された車両です。
1990年代には「学園号」の愛称で親しまれ、ラッシュ時の通学輸送で活躍しました。
同型の車両はほかにも、都内各地で静態保存されています。
●所在地:荒川区西尾久8-33-7
●入園料:無料
●開園時間:10時~16時(土日祝および振替休日)
●休園日:平日、年末年始(12月29日から1月3日)
●アクセス方法:荒川車庫前駅(都電荒川線)下車すぐ
●駐車場:なし
なお新型コロナウイルス感染症対策のため、3月7日まで臨時休園中です。
最新の開園状況については、事前の確認がおすすめです。
荒川区にある都電おもいで広場の評判とは?
荒川区の「都電おもいで広場」とは、親子で楽しめるスポットとして評判です。
路面電車になじみのないお子さまには、珍しい車両を楽しめるのでおすすめですよ。
一方で大人にとっては昭和レトロな車両とともに、幼少期の思い出がよみがえることでしょう。
さらに都電の歴史や、沿線のジオラマで街並みを学ぶことも可能です。
模擬運転台が人気
「都電おもいで広場」にある模擬運転台は、都電荒川線の運転席から実際の風景を楽しめる展示です。
操作できる運転台も設置されているので、運転手気分を味わえると評判を集めています。
小さな子どもでも楽しめる仕様になっているため、電車好きの方はぜひ体験してみてください。
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