日差しも暖かく気候のいい行楽シーズンになったら、のんびりと散策など楽しむのはいかがでしょうか?
自然のあふれるエリアだと、気の知れた人同士でも、気兼ねないおひとりでも、豊かな時間を過ごせるでしょう。
そこで今回は大宮区で散策を楽しめる「見沼(みぬま)田んぼ」について、魅力やおすすめの散策ルートをご紹介したいと思います!
「見沼田んぼ」とは?歴史や魅力がいっぱいの大宮区を散策しよう!
「見沼田んぼ」とは、さいたま市の大宮区、浦和区や川口市の一部などにまたがる、約1260haもの広大な面積を持つ大規模緑地空間です。
大宮駅やさいたま新都心駅から2~3㎞、東京都心からも20~30km圏内という好立地でありながら、田んぼや畑、見沼代用水などによって織りなされる田園風景が美しく残されています。
「見沼田んぼ」の歴史とは?
見沼田んぼはかつて入江であり、その歴史は古く縄文時代にさかのぼります。
縄文時代前期の貝塚が多く発見されており、その数千年後、入り江が東京湾と分離してたくさんの沼や湿地が生まれたのが"見沼"の始まりです。
江戸時代初期に行われた利根川東遷と荒川西遷を経て、江戸時代中期の"徳川吉宗"の時代に見沼田んぼが開かれました。
その後、昭和に入り幾度とない土地転換を経て、平成7年に新たな土地利用の基準が制定されたことを受け、平成10年に"公有地化推進事業"が始まり、都市と自然の共存を図りながら現在に至っています。
見沼の「竜神伝説」とは?
見沼干拓のために弥惣兵衛が「大日堂」に泊まり準備を進めていると、美女に化けた竜神が現れ「沼を残してほしい」と願ったそうです。
そこで竜神の霊を慰めるために万年寺に「竜神灯」という神灯を掲げたところ、毎晩、竜神である美女によって灯されたと言われています。
大宮区の「見沼田んぼ」のおすすめ散策ルートとは?
見沼田んぼには次の6つのおすすめの散策ルートがあります。
●盆栽村と鉄道の風景コース
●芝川土手と斜面林コース
●田園風景と新都心の眺めコース
●氷川女體神社と歴史コース
●農と見沼代用水の原風景コース
●見沼通船堀と水風景コース
また、大宮区が作成している「大宮区散策マップ ぶらり大宮めぐり」のなかにある「見沼田んぼ・代用水をめぐるコース」もおすすめですよ。
こちらはバス停「上木崎」からスタートし、高沼用水取水口や竜神伝説の大日堂、合併記念見沼公園などをめぐり、バス停「自治医大医療センター」がゴールの約4㎞のルートです。
大宮駅からスタート地点まで、ゴールから大宮駅まではバスで移動できますよ。
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