市川市の中山地区は、歴史や芸術に深い関わりのあるエリアです。
芸術文化に触れられるまちづくりにも力を入れており、見どころのある景観が広がっています。
そんな市川市中山地区における、まちづくりの取り組みをご紹介します。
市川市中山地区のまちづくり:見どころ
市川市の中山地区は、中山法華経寺の門前町として発展を遂げてきました。
また芸術・文化活動が盛んな地域で、多くの芸術家や文化人が暮らしている街としても知られています。
歴史的・文化的なまちづくりを進めており、見どころの多いスポットです。
中山法華経寺
中山法華経寺は、鎌倉時代に創建された日蓮宗のお寺です。
境内にある建造物の多くは重要文化財に指定されており、五重塔はJR総武線の車窓からも確認できます。
そして日蓮の書簡である「観心本尊抄」と「立正安国論」は国宝にも指定されるなど、歴史的にも貴重な資料の多いスポットです。
●所在地:市川市中山2-10-1
●駐車場:あり
東山魁夷記念館
東山魁夷は、市川市を拠点に活躍していた日本画家です。
皇居新宮殿や唐招提寺(世界遺産)の障壁画などを手がけるなど、昭和を代表する芸術家の一人です。
「東山魁夷記念館」では、そんな東山魁夷の作品や資料を多数展示しています。
●所在地:市川市中山1-16-2
●駐車場:あり
市川市中山地区のまちづくり:取り組み
市川市中山地区は、中山参道を中心にまちづくりに力を入れています。
そこで寺町の風情を楽しめる景観を形成し、にぎわいと落ち着きある街並みを目指しています。
2021年には国土交通省より、中山まちづくり協議会が「まちづくり功労者」として表彰されました。
そんな市川市中山地区では、これまでに以下のような取り組みを実施してきました。
イベントの企画
地域活性化を目的とし、さまざまなイベントを企画しています。
毎年4月と11月には、中山法華経寺の境内で「中山骨董市」を開催しています。
全国各地から集まった骨董商が、さまざまなアイテムを出品する一大イベントです。
このほか「なかやま朝市」や、「おひなまつり」といったイベントも開催されています。
街並みの整備
中山参道の空き店舗を活用したお休み処の開放や、アジサイの植栽など街並みの整備を進めています。
中山街回遊展
平成23年に実施された「中山街回遊展」では、中山地区におけるまちづくりの取り組みが紹介されました。
街を歩きながら、地域の魅力を再発見できるイベントです。
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