前回は、シングルマザー世帯の賃貸選びにおける入居審査のポイント・間取りの選び方・家賃の上限の考え方についてご紹介しました。
行政でも、シングルマザー世帯が少しでも安心して賃貸物件を探すことができるように、住宅手当の支給などの支援を行っているケースがあります。
シングルマザー世帯の救世主!賃貸選びで頼れる住宅手当とは
住宅手当とは、公営団地などを除く民間賃貸住宅に住む人に対し、行政が家賃の一部を補助する制度です。
受けられる条件は実施する自治体によって異なりますが、主に以下の条件に該当する人が対象となるケースが多いようです。
・未成年のお子さんを養育するひとり親世帯
・既定の等級以上の障害を持つ人
・傷病により働けなくなった人
・65歳以上の高齢者
いずれも世帯収入が不安定になりやすい人ですが、行政が家賃の一部を負担することで、安心して暮らすことができます。
民間賃貸に住むシングルマザー世帯が住宅手当を受けるには?
民間賃貸物件に住むシングルマザー世帯が住宅手当を受けるためには、現住所がある自治体(違う街へ引っ越す場合は新住所がある自治体)の担当窓口に申請する必要があります。
申請の際には、主に以下の書類が必要となります。
・住宅手当申請書
・賃貸契約書の写し
・所得証明書
・家賃支払領収書(既に民間賃貸住宅に住んでいる人が、申請月以前に支払った家賃の金額を知らせる場合に必要)
・戸籍謄本または住民票
添付書類や申請方法は自治体によって異なりますので、申請前に担当窓口へご相談ください。
民間賃貸の住宅手当以外に実施されているシングルマザー世帯向けの行政支援
先ほどご紹介したひとり親世帯向けの住宅手当ですが、全国全ての自治体で実施されているわけではなく、町田市でもそのような支援はありません。
その代わり、町田市では住宅手当以外のひとり親世帯向けの行政支援を積極的に行っています。
例えば、ホームヘルプサービスでは、中学3年生以下のお子さんがいるひとり親世帯で、一定条件に該当する方を手助けします。
受けられるヘルプサービスの内容は、親御さんに代わる育児や、掃除や洗濯などの軽度の家事などがあります。
実家や親戚・友人など、どなたかの助けが欲しいけれど身近に頼れる人がいない時には、無理をせずにホームヘルプサービスをぜひご利用ください。
他にも、18歳までのお子さんを養育するひとり親世帯を対象とした、児童扶養手当や医療費助成、求職中の親御さんをサポートする自立支援プログラムなどがありますよ。
現在町田市在住のシングルマザー世帯はもちろん、これから町田市へお引っ越し予定のシングルマザー世帯もぜひチェックしてくださいね。
シングルマザー世帯の賃貸探しは不動産会社のスマイスターにお任せ
前回の記事でも述べたように、シングルマザー世帯の賃貸物件探しはまだまだ厳しい状況です。
そんな中で、親子で安心して暮らせるお部屋を見つける一番の近道は、やはりお引っ越し先の地域に詳しい不動産会社へ相談することです。
町田市を中心とした物件をご紹介している不動産会社のスマイスターでは、シングルマザー世帯の賃貸物件探しをサポートいたします。
敷金・礼金0円の物件や、入居審査通過の心配が少ない物件など、シングルマザー世帯が安心して暮らせるような物件を多数ご紹介しています。
なかなか条件に合う賃貸物件が見つからずにお困りの方は、ぜひスマイスターまでご相談ください。