突然ですが、今引越しを検討している皆さん、部屋探しはいつから始めますか?
志望校への合格発表後や、急に転勤が決まって数日後には赴任先に引越さなくてはいけないという状況でない限り、賃貸物件を探す時間はありますよね。
しかし、早めに探し始めても引越し予定時期がだいぶ先なら、せっかく良い条件の物件が見つかってもすぐに契約することができません。
では賃貸物件を探すなら、いつから始めたら良いのでしょうか?
賃貸の部屋探しを始めるのは2ヶ月くらい前でOK
部屋探しを始めるのに適した時期は、引越し予定日の2ヶ月くらい前です。
例えば、「10月に今住んでいる賃貸マンションの更新期限が来るので、そのタイミングに合わせて退去したい」という人なら、8月くらいからスタートすると良いでしょう。
ただ、いきなり不動産会社に行って「部屋を探しているんですけど…」と尋ねるのは少し早いです。
不動産会社へ行く前に、まずは築年数・駅からの距離・間取り・設備など、住みたい部屋の条件を決めましょう。
それからインターネットや賃貸情報誌などを利用し、気になるエリアの家賃相場や周辺施設などの情報収集を行います。
この時に集めた情報は、後々不動産会社に行って気になる賃貸物件の入居相談をする時にも役立ちますよ。
賃貸の部屋探し 1ヶ月前のスタートでは遅いの?
時々、引越し予定日まで残り1ヶ月くらいになってから部屋探しを始める人もいますが、これはあまりおすすめできません。
部屋探しは、不動産会社に行って相談→物件の内見→入居申込→契約・鍵の引き渡し→引越しまでのスケジュールで、だいたい1ヶ月くらいかかります。
しかも、部屋探しと並行して引越し業者への依頼と荷造りも進めなくてはいけないため、思ったよりバタバタしてしまいます。
そのため少しでもスケジュールにゆとりを持たせられるように、約2ヶ月前に住みたい物件の希望を固めて、1ヶ月半前~1ヶ月前くらいに不動産会社へ行くようにしましょう。
賃貸の部屋探し 3ヶ月以上前から始めるのもダメ?
先ほど、「少しでもスケジュールにゆとりを持たせられるように」と述べましたが、「それなら3ヶ月以上前から始めたら良いんじゃない?」と思った人もいるかもしれません。
確かに早めに行動することは大事ですが、賃貸物件は「この部屋を契約したいので、〇月〇日まで押さえておいてください!」と予約することができません。
予約を受けると、大家さんは契約する日まで家賃収入の機会を失うことになります。
また、気に入った賃貸物件を他の人に取られたくないために早めに契約すると、入居者は今の部屋と新しい部屋の家賃を二重で支払わなければいけません。
そのため、あまり早すぎる時期からの部屋探しもおすすめできないのです。
ただ、住環境や家賃相場などの情報収集だけなら、早めに始めても問題ありません。
早めに情報収集を始めることで、気になる街へ足を運んで実際の住環境を確かめたり、どの街が住みやすそうか比較したりすることもできますよ。
まとめ
引越し予定日までゆとりがあると、いつから部屋探しを始めたら良いか迷う人は意外と多くいます。
もし迷ったら、賃貸物件は予約できないこと、引越し作業も同時に進めるべきことを踏まえて、2ヶ月くらい前から始めるのが良いと覚えておくことをおすすめします。