町田市南部に位置し、神奈川県大和市との県境に近い南町田駅は東急田園都市線が乗り入れる駅の一つで、周辺には多数の賃貸アパートやマンションなどが建ち並んでいます。
町田市の中心市街地から少し離れた街ですが、近年は駅周辺の再開発が進み、にぎわいが増しています。
今回は、南町田駅周辺の再開発についてご紹介します。
町田市が進める南町田駅の再開発までの歴史
南町田駅の再開発は、町田市と東急電鉄の共同プロジェクトとして進められています。
最初に南町田エリアが開発されたのは、1976年の駅開業がきっかけでした。
それまで里山が多かった街の住宅地化が進み、1979年には50,000㎡以上の広大な面積を誇る鶴間公園も開園しました。
また2000年には、ショッピングモールのグランベリーモールが開業し、住む街としてだけでなく遊ぶ街としてもにぎわいが増していきます。
駅の開業から約40年で大きく変化した南町田エリアですが、今後は町田市の中心駅である町田駅に次ぐにぎわいの拠点となるように、この度新たな街の整備が進められることとなったのです。
町田市が進める南町田駅の再開発の概要
南町田駅周辺の再開発では、エリア全体が『パーク』のような新しいまちの誕生を目指すとのことで、開発中のエリア一体を『グランベリーパーク』と名付けました。
グランベリーパーク内には、駅前の商業施設と鶴間公園の間にライブラリー・ミュージアム・児童館などを備えたパークライフ・サイト(仮称)が造られる予定です。
公園と商業施設をつなぎ、地域の人々が集いやすい場が生まれるので、一人暮らし・カップル・子育てファミリー・シニア世帯と、幅広い年代が交流しやすくなりますよ。
なおグランベリーパークという名称は、このプロジェクトを進めるにあたり2017年2月をもって閉館したグランベリーモールに代わる商業施設にも付けられます。
商業施設のグランベリーパークは、延床面積が約151,000㎡、店舗数が約200店となる予定で、以前のグランベリーモールより大規模なショッピングモールとしてにぎわうでしょう。
(グランベリーモール時代の延床面積…約32,000㎡、店舗数…98店)
そして鶴間公園も、この再開発に合わせて2018年4月から全面閉鎖していて、2019年11月にリニューアルオープンが予定されています。
鶴間公園には、散策やお子さん達の遊びにぴったりの広場やスポーツを楽しむ人向けのエリア、照明が整備され、夜間でもランニング・ウォーキングがしやすい「四季のエリア」と呼ばれる場所が新たに造られます。
健康や体力づくりのための運動スポットや、ペットの散歩コースにもぴったりの場所ではないでしょうか。
町田市が進める再開発で南町田駅もより便利に
今回のプロジェクトでは、駅周辺の再整備だけでなく南町田駅のリニューアルも同時に進められています。
2017年4月、他のプロジェクトより一足先に完成してオープンした駅の北口広場には、路線バスの他にも羽田空港・成田空港行きのリムジンバスが停まるようになりました。
また、反対側の駅南口は現在工事中ですが、完成すると南北自由通路が誕生します。
この通路によって駅の南北の移動がしやすくなり、よりにぎわいのある駅に生まれ変わることでしょう。
まとめ
町田駅に次ぐ新しいにぎわいの拠点となるように、今ある利点を活かした街の再整備に期待がかかる南町田駅。
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