働きながら子育てをしている親御さんが困ることといえば、子どもが病気になった時に仕事を休めないことではないでしょうか。
特に未就学児の子は急に熱を出すことが多く、実家や友人など他に頼れる人がいなくてどうしよう…と悩んだ経験がある親御さんも多いですよね。
荒川区では、働きながら子育てを頑張る親御さんを支えるために、病児保育を実施しています。
今回は、荒川区の病児保育についてご紹介します。
荒川区の病児保育とは
病児保育とは、子どもが病気になっても仕事を休めない親御さんに代わって預かり看護をする事業です。
正式名称は病児・病後児保育と言い、病気になった子と病気から回復中の子を預かります。
しかも、1回の利用につき連続して7日間まで預けられるので、1日や2日で子どもの体調が回復しない時も心配いりません。
「子どもの熱がなかなか下がらないけど、これ以上仕事を休めないし…」と悩む親御さんも、安心して預けることができるでしょう。
荒川区の病児保育を利用できる保育園
荒川区の病児・病後児保育を利用できる施設は、上智厚生館保育園・南千住駅前保育所おひさま保育園・至誠会第二保育園の3ヶ所です。
このうち、病気中の子も預かる病児保育を行っているのは上智厚生館保育園だけで、南千住駅前保育所おひさま保育園・至誠会第二保育園は病後児保育のみ実施しています。
また各保育園で預かれる子は、区内在住で保育園・幼稚園・認証保育所などに通っている満1歳以上の子です。
荒川区の病児保育を利用するために必要な手続き
荒川区の病児保育を利用するには、以下の手続きが必要です。
・事前登録
荒川区の病児・病後児保育のページ内にある利用登録申請書に必要事項を記入し、区の保育課か子どもの通園先へ提出しましょう。
・利用予約
原則として、利用したい日の前日までに希望の施設へ直接電話にて予約します。
予約が完了したら、当日は利用申込書・医師連絡票・健康保険証と乳幼児医療証のコピーなどを持って施設へ行きます。
タオルやパジャマなどその他必要なものは、予約時に各施設へお問い合わせください。
病児保育利用時の注意点
病児保育は、他の子に感染させる可能性がある病気の場合は利用できません。
また、預かり日時は月曜日~土曜日の9時~17時ですが、祝日及び年末年始は利用対象外です。
詳しくは、区の病児・病後児保育のページをぜひご確認ください。
まとめ
病気をした時の子どもはとても辛そうで、できればそばにいて看病をしたいけれど、仕事の都合でどうしても叶わない時もあります。
そんな時は、行政が実施している病児保育事業を利用することをおすすめします。