子育てファミリーの皆さん、賃貸物件を探す時『子ども部屋』はどうしていますか?
お子さんそれぞれに個室を作っている家族や、きょうだいで同じ部屋を使っている家族など、家庭によって様々なパターンがあると思います。
もしくは、「うちはまだ子どもが小さいからリビングに遊ぶスペースだけ作って、夜は家族みんな同じ部屋で寝るよ」という家庭もあるでしょう。
ただ、きょうだいで同じ部屋を使っている場合や、お子さんが小さくて特に個室を用意していない場合、その子だけの子ども部屋を用意するタイミングに悩む親御さんもいます。
今回は、賃貸に住む時の子ども部屋についてご紹介します。
賃貸の子ども部屋 与えるタイミングはいつ?
子ども部屋を作るメリットは、お子さんが勉強したり趣味を楽しんだりするプライベート空間を確保できることです。
また個室があると、「自分の部屋だからきれいにしよう」という気持ちが生まれ、自立心が育ちやすくなるメリットもありますよ。
ただ、子ども部屋を与えるタイミングは家庭によりけりです。
小学校入学、高学年になって塾に行きだした時、中学校入学など、各家庭の教育方針やライフスタイルによって色々なパターンがありますよ。
そしてお子さんが2人以上いる場合、下の子の子ども部屋は上の子に個室を与えた年齢より早く作るケースが多いようです。
これは、「お兄ちゃん(またはお姉ちゃん)だけ自分の部屋なんてずるい!」と下の子が欲しがって、その希望に親御さんが応えるからだそうですよ。
お子さんが2人以上いて上の子に子ども部屋を作る時は、下の子が自分の部屋を欲しがった時の対応策も考えておくと良いでしょう。
子ども部屋が作れない間取りの賃貸でもできる工夫
賃貸の場合、間取りによっては子ども部屋を作れないことがあります。
例えば、2LDKの物件に夫婦2人+お子さん2人の4人家族で住むと、きょうだいそれぞれに個室を与えることができません。
そのような場合は、以下のような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
・デスクや収納棚を別々にして、寝る場所を二段ベッドにする
お子さんが2人とも小学生になると、勉強する場所だけでなく教科書やランドセル・その他学校で使うものを置く収納棚も必要です。
そこで、寝る場所を二段ベッドにしてスペースを作り、そこにデスクと収納棚を個別で置きましょう。
・デスク付きベッドを用意し、間に仕切りを作る
最近は、上にベッド・下にデスクと棚が付いたロフトベッドも販売されていますので、これを買って間をカーテンで仕切れば簡易個室のできあがりです。
二段ベッドだと、どっちが上で寝るかきょうだいゲンカになる子育てファミリーにおすすめです。
まとめ
お子さんの自立心を養い、勉強に集中できる空間を作るために欠かせない子ども部屋。
1人1部屋を与えられなくても、工夫次第でお子さんのパーソナルスペースを確保することはできるので、賃貸選びの際はぜひ参考にしてみてください。