様々な方と同じ建物で生活する賃貸物件は、思わぬトラブルが発生する事があります。
特にバルコニーや共用廊下などは、管理会社にクレームが寄せられるほどトラブルが多く発生するんです。
そこで今回、賃貸物件でトラブルを回避するため、バルコニーや共用廊下でおこりやすいクレームの事例をご紹介します。
賃貸でのトラブル①:バルコニーは共用部!?
ベランダやバルコニーはお部屋から続いているため「借りているお部屋の一部」と認識されることが多いのですが、実は共用部分なんです。
そのお部屋に住んでいる人には専用使用権が与えられますが、もともとベランダやバルコニーは火災や地震といった非常時の避難経路です。
そのため鉢やプランターなどを置いて避難経路をふさいだり、邪魔になる所に物を置いたりすると、撤去を求められる事もあるんです。
賃貸でのトラブル②:バルコニーでのクレーム
バルコニーに関することで多いクレームは、タバコの臭いです。
同居する家族を気遣ってバルコニーでタバコを吸うという人も多いですが、タバコの煙や臭いは隣のお部屋にも入り込んでしまいます。
また洗濯物や干してある布団に臭いが付く、バルコニーからタバコの灰や吸い殻が転がってくるといった事例もあるんです。
バルコニーでタバコを吸う時は、お隣さんや上下のお部屋に住む人の事情も考えましょう。
またバルコニーでペットを飼っている場合、臭いや抜け毛などが風に飛ばされて飛んでくるというクレームもあります。
特に、よく鳴く種類の動物を飼う際は、鳴き声にも注意しなくてはなりません。
賃貸でのトラブル③:共用廊下でのクレーム
共用廊下や階段部分は、クレームが多く寄せられる場所と言えます。
その中でも多いのが、共用廊下に私物を大量に置くというケースです。
廊下部分に荷物が多いと、災害時の避難経路としての役割を果たしづらいばかりか、火災の際は燃え移ることも考えられます。
また、出し忘れたゴミを一時的にでも共用廊下に置いておくと、害虫が発生したり悪臭が漂うなどの被害が出ることもあります。
「ここなら邪魔にならないだろう」や、「ちょっとだけ」という安易な考えが思わぬクレームに繋がるので、共用廊下には私物を置かないようにして下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
賃貸物件では、大勢の知らない方と同じ建物で生活するので、できるだけトラブルは避けたいですよね。
安心して暮らせる環境は住民みんなで作るものなので、共用部は正しく使用しましょう。
私共スマイスターでは、町田市を中心に多数の賃貸物件を取り扱っております。