東京都町田市では、市民と協力して防犯対策に力を入れています。
その一環として、有志で集まったボランティアが主導し、「セーフティボックスサルビア」を設置して街のパトロールを行っています。
今回は、町田市を守る頼もしい存在であるセーフティボックスサルビアのことを紹介します。
町田市に置かれたセーフティボックスサルビアとは?
セーフティボックスサルビアとは、町田市民のボランティアがスタッフを務める防犯拠点の民間交番です。
同市以外でもセーフティボックスサルビアと同様の民間交番は増えており、地域の防犯活動の拠点として重要な存在となっています。
町田市で民間交番が設置されたのは2004年11月なので、もう10年以上も街の防犯活動に役立っているんですね。
ボランティアスタッフのほとんどが70代以上の高齢者で、長年町田市に在住している方が多いです。
地域住民ではありますが、かねてより民生委員として活動している人もおり、市民ならではの視点で治安維持に取り組む活動を行っています。
そして、2018年9月には運営主体が町田市に移り、同時に交番もリニューアルオープンしました。
町田市のセーフティボックスサルビアが設置された経緯
セーフティボックスサルビアは、JR町田駅北口のレミィ町田そばに設置されています。
この周辺は飲食店が多く建ち並ぶ繁華街になっており、人の往来が激しいエリアです。
すでに近隣に別の交番があり増設できないため、地元商店街の協力でこの場所に設置されました。
多くの人が行き交う繁華街は、ポイ捨てや悪質な客引き・スカウトなどのマナー違反も多く、治安も悪くなりがちです。
もちろん警察は犯罪対策を十分に行っていますが、人口の多い街ですから警官の目が行き届きにくい部分が生じてしまいます。
そこで、通常の交番に代わる街の見守りスポットを設置することになりました。
スタッフは腕章を身につけていますから、セーフティボックスサルビアの存在を知らない人にもパトロール活動中であることが分かります。
最近では、街頭に監視カメラを設置するなどの犯罪対策を行う自治体が増えています。
しかし人の目だからこそ出来ることも多いですから、町田市は防犯意識が高い地域と言えるでしょう。
なお、パトロール時間外の主な業務は、道案内や観光・イベント案内、地域の情報交換です。
防犯拠点としてだけでなく、街の人の困りごとや知りたいことも知ることができるのはとても便利ですね。
まとめ
民間交番というと固いイメージを受けるかもしれませんが、市民の交流場所としての役割も担っています。
リニューアルしたばかりのセーフティボックスサルビアを中心に、今後ますますの地域活性化と治安向上に期待が高まりますね。
セーフティボックスサルビアがある町田市で賃貸物件をお探しなら、スマイスターまでぜひご相談ください。