ごみの分別方法は、地域によって異なります。
新しい街へ引っ越したばかりの時は、ルールをよく知らず「このごみはいつ捨てたら良いんだろう?」「どのごみに分別したら良いの?」と迷いますよね。
今回は、荒川区で賃貸を探している方に、荒川区のごみ出し方法についてご紹介します。
荒川区のごみの分類
荒川区では、ごみは大きく7つに分類されます。
「燃やすごみ」は、生ごみや紙・木・衣類の他、プラスチックや皮革製品も含まれます。
プラスチックは燃やすごみとは別に分類する自治体もあるので、他の地域から引っ越して来た人はプラスチックも燃やすのかと驚かれる人もいるかもしれませんね。
東京都は、焼却する際に出る熱エネルギーを回収し活用するという「サーマルリサイクル」を行っているため、燃やすごみの対象が多いのです。
「燃やさないごみ」は、金属やガラスが該当します。
割れたガラスや刃物は、紙に包んだうえで「キケン」と書きましょう。
スプレーやガスボンベなどは完全に使いきったうえで、こちらも「キケン」と書きます。
乾電池は販売店に設置された電池回収箱に入れましょう。
30cmを超える大きさのごみは「粗大ごみ」に該当します。
粗大ごみ受付センターに申し込み、有料で回収してもらいます。
申し込みの後、コンビニや所定の店でごみ処理券を購入し、粗大ごみに貼って出します。
また、町会ごとに集団回収を行うのが「資源ごみ」です。
紙類・びん・缶・ペットボトル・発砲スチロール製食品用トレイなどを、それぞれ所定の方法で収集します。
概ね週1回程度、1kgあたり6円の報奨金が出るので、それぞれ属するグループの運営費などに回せますね。
荒川区が回収しないごみ
荒川区に限らず、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法により特定家庭用機器として指定されており、小売業者へ適切に引き渡すことが定められています。
もちろん荒川区でも、粗大ごみとして捨てることはできません。
定められたリサイクル料金と求められたら収集料金を払って、引き渡しましょう。
そして、パソコンもリサイクル方法が決まっています。
不必要になったパソコンは、メーカーかパソコン3R推進協会に問い合わせましょう。
有害物、引火するなど危険性があるもの、粗大ごみにできない大きなごみは、リサイクル業者などに相談します。
引越し時など大量のごみが出るときの荒川区のルール
荒川区では、通常の回収において出せるのは45リットルの袋3つ程度までとなっています。
それ以上出すと回収に支障が出て、他の分の回収が滞ってしまうからです。
引越しや家の大掃除などで大量のごみが出る場合は、「臨時ごみ」という別の扱いになります。
有料にはなりますが、家まで回収をお願いできるので、荒川区の清掃事務所へ申し込みましょう。
まとめ
荒川区のごみ分別についてご紹介しました。
東京都内は、概ね同じ分別方法ですが、地域が異なると全く違ってくるのがごみ収集です。
しっかり調べて、知らないうちにルール違反とならないようにしましょう。