近年、増えつつあるペット可の賃貸物件。
普段はそっけないのに、ふとした時に甘えてくる猫の気まぐれさに魅了されて猫のいる暮らしに憧れる人も多いですよね。
そんな愛らしい猫と賃貸物件で暮らす場合、いくつか注意しなければいけないことがあるのです。
ペット可賃貸とはいっても猫はダメ?
ペット可賃貸とあっても飼育条件に「小型犬のみ」と記載されている物件では、残念ながら猫を飼うことはできません。
なぜなら、猫は爪とぎをする習性があるため、それで壁紙や床が傷つきやすくなります。
壁紙は張り替える場合、傷ついた部分のみ変更するわけにはいかず、全面張り替えとなることがほとんどです。
さらに、壁紙下の石膏ボードまで傷が到達すると補修費用がかさみます。
ペット可賃貸では敷金をプラス1ヶ月分など多めに払うこともありますが、室内の傷がひどいようであれば退去時にそれを超えて請求されることもあるかもしれません。
そうした点から、ペット可賃貸でも猫を飼うことをNGにしている物件もあるのです。
猫OKのペット可賃貸を選ぶ際の注意点
猫の飼育が認められているペット可賃貸を見つけたら、すぐにでも契約したくなるかもしれません。
しかしその前に、猫が快適に暮らせる物件かどうかしっかりチェックしましょう。
たとえば、もし猫が何かの拍子にベランダに出ると落ちてしまう可能性があるため、飼う際はなるべく3階以下の低層階を選びましょう。
そして内覧時には、共用のゴミ集積所だけでなく隣家のベランダもそれとなく見ておきましょう。
お隣さんも猫を飼っているけれど、糞や餌のゴミの廃棄が適切になされていない場合、ご自分の猫が誤ってお隣へ脱走した時にケガをしてしまうかもしれません。
また、キッチンのコンロやお風呂場の水回りなど、猫にとって危険な場所にロックがかけられるかもチェックしましょう。
昔のコンロのように回すタイプではなく、押して火が付くコンロは特に注意です。
もし留守時に猫がボタンを踏みコンロに火が付いて…なんて、考えたくもありませんよね。
ロックをかけることができない場合は、猫除けグッズを置いたり、苦手な柑橘系やハッカなどの芳香剤を置いたりするのもよいでしょう。
ただし、多量に漂わせすぎるとストレスにもなりますし、柑橘系の皮に含まれるリモネンという成分は、体内に蓄積して運動失調などになる恐れもあるので、何事もやりすぎに注意しましょう。
猫OKの賃貸は周辺環境もチェックしよう
内覧の時は、これまで挙げたお部屋のチェックポイントを確認することも大事ですが、物件の周辺もチェックしましょう。
動物病院がどこに何軒くらいあるか調べておくのは大事です。
いざ必要な時に慌てて探すのは大変なものですよね。
そして餌やトイレグッズなど、日用品が手に入るお店と営業時間も調べます。
営業時間が長ければ、帰りが遅くなってもペット用品を買いやすいのでとても重宝しますよ。
まとめ
猫と一緒に暮らす、癒しのある生活。
ぜひ注意点を抑えて、素敵な毎日を送ってくださいね。
スマイスターでは、ペットと暮らせる賃貸物件を多数ご紹介しております。
東京都町田市や多摩エリアで猫と暮らせる賃貸物件をお探しの際は、ぜひお問い合わせください。