大学進学を機に、一人暮らしを始める人も多いと思います。
物件探しをする時はどんな場所に住もうか、どんな部屋に住もうかと考えが膨らむ時期ですが、学生さん向けの賃貸物件の中には学生マンションという物件があることをご存知ですか?
今回は、学生マンションとはどんなマンションか、他の一般賃貸との違いについてご紹介します。
一般賃貸vs学生マンション① 学生マンションとはどんな物件?
学生マンションとはその名の通り、学生専用のマンションです。
物件によっては、入居時に大学の学生証や大学合格を証明するものの提示を求められることがあります。
大学生協などが斡旋する物件もありますし、推薦入試合格後など、早い時期でも入居の申し込みを受け付ける物件もあります。
2~3月は引越しシーズンで賃貸物件の空き状況も変動しやすいため、繁忙期に慌ただしく引越すより早めに部屋を探したい人には適していると言えるでしょう。
一般賃貸vs学生マンション② 部屋の付帯設備
学生マンションは、親元を離れる学生が住むこともあり、セキュリティがしっかりしているマンションが多くあります。
オートロック・電子キー・モニター付インターフォンなどを完備しているところはもちろん、フロアごとで男子専用・女子専用と分かれている物件もあります。
中にはフロア別ではなく、建物自体が男女別に分かれているマンションもありますよ。
初めての一人暮らしは、親も子も「泥棒に入られたり、変な人に狙われたりしないか」と心配することも多い分、セキュリティがしっかりしていると安心ですね。
一般賃貸と比べた時の学生マンションのデメリット
ここまでは学生マンションの特徴をご紹介しましたが、続いては一般賃貸と比べた時のデメリットをご紹介します。
まず、学生マンションは一般賃貸と比べると物件数が少ないため、どうしても競争率が高くなります。
また、学生マンションは設備が充実している分、家賃が高い傾向があります。
一般賃貸でも、セキュリティや家具家電付きなど設備条件が良い物件ほど家賃は高くなりますよね。
もちろん、設備が充実していることは住みやすいと言えますが、毎月支払う家賃が高いことは、まだ安定した収入がない学生にとってデメリットと言えます。
そして、学生専用マンションの契約更新は1年単位で決められているところもあり、2年更新が多い一般賃貸と比べると経済的負担が大きくなってしまいます。
さらに、一般賃貸とは違い学生専用であるため、多くの場合は大学を卒業すると同時にマンションも退去となります。
そこがどれだけ住みやすく暮らしやすいマンションであっても、一般賃貸と違って出なければいけません。
まとめ
セキュリティなど設備が充実していて便利である反面、家賃の高さや物件数の少なさなどのデメリットもある学生マンション。
これから部屋探しを始める学生さんは、あくまで選択肢の一つとして考え、一般賃貸にも目を向けて探すことをおすすめします。
スマイスターでは、東京都・横浜・大宮エリアの賃貸物件情報を多数ご紹介しております。
学生におすすめの賃貸物件もございますので、一人暮らしを始める際はぜひ当社までご相談ください。