学生さんが進学を機に実家を出て引越す時は、アパートやマンションなどの賃貸物件を借りて住む一人暮らしや、学生寮・シェアハウスなどで他の人と共同で暮らすスタイルがあります。
そしてもう一つのスタイルが「下宿」です。
近年はなかなか見られなくなった下宿ですが、アパートやマンションで一人暮らしをすることと比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
今回は下宿のメリット・デメリットについてご紹介します。
下宿するメリット① 一人暮らしより初期費用が抑えられる
下宿とは、誰かのお宅の部屋を間借りして住むことです。
例を挙げると、スポーツの強豪校へ入学するために遠方から来た生徒が、顧問の先生のお宅に住むケースがありますね。
そして下宿の1つ目のメリットは、引越しの初期費用が抑えられることです。
洗濯機や冷蔵庫などの家電製品や家具などは既に揃っている場合が多く、新たに購入する必要がありません。
自室に必要なものだけ用意すれば生活を始められますので、経済的な負担が少なくて済みますよ。
下宿するメリット② 誰かがいるので一人暮らしより安心できる
下宿する2つ目のメリットは、安心して暮らせることです。
賃貸アパートやマンションでの一人暮らしとは違い、同じ屋根の下に大家さんや同居人がいるので、一人で心細いときも安心できますね。
病気の際はもちろん、セールスの勧誘や不在時の宅配など、日常のちょっとした困りごとに対する不安が減少します。
おしゃべり好きな人ならいつでも話し相手がいますし、食事もみんなでわいわいと楽しく過ごせそうです。
下宿するデメリット① 一人暮らし用の賃貸物件より数が少ない
下宿するデメリットの1つ目は、物件数の少なさです。
昔は今より多かった下宿ですが、時代の流れとともにだんだん数が減少したため、物件探しが難しくなっています。
そもそも住みたいエリアに下宿用の物件がない場合もあるので、その点に注意しましょう。
下宿するデメリット② 一人暮らしと比べると規則が厳しい
下宿する2つ目のデメリットは、共同生活ゆえの規則があることでしょう。
賃貸アパートやマンションに住む一人暮らしとは違い、それまで別々の環境で育った他人同士が一緒に暮らす以上、ある程度の規則は必要です。
学生さんの住む物件なら、門限や異性の訪問などに決まりを設けている場合もあるでしょう。
自立心が強い方は、少し窮屈に感じる可能性がありますね。
まとめ
下宿のメリットは金銭的負担が少ないことと常に誰かがいる安心感で、デメリットは物件選択数と自由の少なさです。
物件の選択肢の多さや生活の自由度の高さを重視する人は、賃貸アパートやマンションでの一人暮らしが合うでしょう。
スマイスターでは、東京都内・横浜・市川・大宮エリアで一人暮らしを始める学生さん向けの賃貸物件を多数ご紹介しています。
初期費用が10万円以下で抑えられる賃貸物件もありますので、お部屋探しの際はぜひご相談下さい。