その地域に住む人たちが互いに助け合い、地域生活をより良くするためにさまざまな活動を行う町内会や自治会。
これから新しい街へ引っ越す場合、引っ越し先で町内会・自治会に加入しなければいけないのでしょうか。
また、参加するメリットはあるのでしょうか。
今回は、町内会や自治会に参加することについてご紹介します。
町内会・自治会の活動とは
町内会や自治会の活動は、市区町村など行政単位では行き届かない、その地域の環境整備や防犯・防災・清掃活動など多岐にわたります。
地域に根差した活動を行っていることで、行政や警察への要請なども町内会・自治会経由で行うところも多いでしょう。
また、街灯設置やゴミ集積所の管理を行う地域もあります。
こども会や婦人会など下部組織を設置し、親睦を深める祭りやイベント、旅行などに行く地域もありますよ。
このように、さまざまな活動を行う町内会・自治会ですが、本来設置も参加も任意です。
行政やその地域の人が、新しく引っ越してきた人を強制的に加入させることはできません。
町内会・自治会に参加するメリット
任意であるとはいえ、近所の目があると入会せざるを得ない、という地域もあるでしょう。
町田市の場合、町内会・自治会への加入率は2018年で52.83%で、309の団体へ、10万世帯を超える人たちが加入しています。
加入のメリットとしては、地域の方々との親睦が深まることがあげられます。
特に子どもがいる家庭では、登下校の見守り活動など、安心できることが増えます。
加入することで、ご近所同士の世帯構成情報も得られますから、災害が起きた時などに相互に助け合いやすいこともメリットですね。
町田市には表彰される町内会や自治会もある!
地域の活動は、時に国や行政から認められて表彰されることもあります。
たとえば町田市の小川自治会は、「安全・安心なまちづくり関係功労者表彰」において、2014年に内閣総理大臣表彰を受賞しています。
小川自治会では、青色回転灯装備車を配備して毎日3回以上のパトロールの実施や、清掃活動中に放置自転車や違法広告物の撤去なども行っています。
さらに、小学校と連携し交流して親睦を深めることで、地域全体の防犯意識を上げることができました。
その結果、地域の犯罪発生件数が減ったそうです。
地道な活動が治安の向上に繋がり、そして安心して暮らせる街になるというのはすばらしい活動ですし、そんな地域に住みたいですね。
まとめ
お金は取られるし、義務も増えるし、と避ける人も多い町内会・自治会活動。
しかし災害のときなど、やはり最初に助け合えるのは地域の人です。
もしもの時に備え、近所の方との親睦を深めるためにも、加入を検討してみてはいかがでしょうか。
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