2017年、荒川区の中央図書館がオープンしました。
その名も「ゆいの森あらかわ」。
本を読む、借りるという図書館としてだけでなく、子どもが遊ぶスペースやカフェ、文学館があり、さまざまな目的で活用される荒川区の文化施設です。
今回はその「ゆいの森あらかわ」についてご紹介します。
荒川区の「ゆいの森あらかわ」について
東京に残る唯一の都電、都電荒川線。
愛称を東京さくらトラムとし、荒川区の三ノ輪橋から新宿区の早稲田停留所まで、地元の人や観光客の足として日々利用されています。
そんな都電荒川線、荒川二丁目駅から徒歩約1分の好立地に、ゆいの森あらかわはあります。
東京メトロ千代田線・京成線の町屋駅からも、徒歩約8分です。
中央図書館、吉村昭記念文学館、ゆいの森子どもひろばが一体となったゆいの森あらかわは、5階建てです。
施設それぞれが独立しているのではなく、1階から5階までは吹き抜けで繋がれ、各スペースもなるべく間仕切りを設けず、連続した空間となっています。
また、静かな環境で学習できる学習室や研究席は、空席状況をインターネット上から確認できるだけでなく、座席予約をすることもできます。
荒川区に在住・在学・在勤の方であれば、図書館の利用者IDを作ることができるので、まずは一度、ゆいの森あらかわを訪ねてみてくださいね。
荒川区にある「ゆいの森あらかわ」には子どもの遊び場もある!
子どもひろばでもある「ゆいの森あらかわ」には、雨の日でも遊べる、遊びラウンジがあります。
同じ階にはえほん館があり、弧を描くように配置された書棚に、たくさんの絵本が並べられています。
空間に余裕があるので、小さなお子さまでも楽しく本を探すことができますよ。
日によっては、子ども向けの科学実験やワークショップが開催されています。
詳細は「ゆいの森あらかわ」のホームページに記載されており、そちらから予約もできますので、ぜひ確認してみてくださいね。
大人向けに、フィナンシャルプランナーによる、教育費・教育資金づくりのための講座も開催されています。
対象は、荒川区に在住の方、もしくは荒川区に勤めている方です。
「ゆいの森あらかわ」には、乳幼児を対象に時間単位の託児を実施している、託児室もあるため、講座を受けているときには託児室の利用をするのも良いでしょう。
ホームページから託児予約することもできますよ。
単なる子どもが遊ぶためだけの施設ではなく、さまざまな目的で活用されているのですね。
荒川区の「ゆいの森あらかわ」には 文学館もある!
戦艦武蔵や破獄、関東大震災などの小説で知られる、吉村昭。
現在の荒川区東日暮里に生まれ、歴史・戦争・医学・動物など、幅広い分野に入念な取材を行って執筆された、数多くの作品があります。
その吉村昭の作品に親しむだけでなく、それをきっかけにさらに広い文学の世界に親しみ、心を豊かにすることを目的に設置されたのが、吉村昭記念文学館です。
生前、荒川区長から記念文学館を建てたいという申し入れがあった際は、貴重な税金を自分の施設に使うということに難色を示していました。
しかし荒川区ゆかりの吉村昭の記念館を作りたいという区民の熱意もあり、図書館のような場と併設であれば良いという、生前の意向をもとに、複合施設として吉村昭記念文学館が実現しました。
日本全国を取材した貴重な自筆ノートやメモ、膨大な資料も遺贈されており、折に触れて企画展も開かれています。
まとめ
いかがでしたか?
図書館としての施設だけでなく、荒川区民の交流や遊び場、学びの場としても活用されている「ゆいの森あらかわ」。
とても素敵な施設なので、ぜひ一度訪ねてみてくださいね。
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