町田市に造られた保土ヶ谷バイパス「町田立体」の高架本線部から、東名高速道路を繋ぐ町田立体ランプが、3月16日に開通します。
これにより幹線道路の渋滞緩和や、周辺の生活道路への迂回車両の削減も見込まれ、町田市でのマイカー利用がますます便利になりますよ。
今回は、そんな町田立体ランプについてご紹介します。
保土ヶ谷バイパス①:町田立体ランプの計画
町田市を通る国道16号線は、横浜市を起点として多数の主要地域を経由し、東京湾のフェリー区間を介して横須賀へわたり再度横浜へ戻る、日本で数少ない環状の国道です。
東京環状ともいわれる主要国道ですが、バイパスなども多く作られている上、他のさまざまな国道や高速道路と交差します。
なかでも、町田市鶴間地区では東名高速道路、国道246号、246号旧道、町田街道などと交差。
結果的に慢性的な渋滞が発生し、時間帯によっては上下線とも数kmを超える渋滞になることがあり、通り抜けるには大変な時間がかかっていました。
また、渋滞回避をする車が周辺の住宅街へも侵入し、生活道路の渋滞を引き起こしたり、危険性が増したりしていたのです。
そこで、2002年から町田立体事業として国道16号と国道246号が交差する東名入口交差点付近を、立体化する事業がスタートしたのです。
保土ヶ谷バイパス②:町田立体ランプとは
2011年度に完成予定だった町田立体事業ですが計画が遅れ、2016年に保土ヶ谷バイパス「町田立体」高架部分からなる2.1キロメートルの本線部が開通しました。
この保土ヶ谷バイパス整備により、南町田北交差点から、東名高速道路横浜町田インターチェンジまでの所要時間が、8分から2分短縮しています。
さらに、このエリアを経由する必要がない車が生活道路へ迂回することも減り、救急医療車両などの通過もスムーズになることが期待できるのです。
また保土ヶ谷バイパスの町田立体では、騒音を少なくする低騒音舗装や、水はけの良い舗装を取り入れている特徴もあります。
保土ヶ谷バイパス③:町田立体ランプ開通
2016年に保土ヶ谷バイパスの高架本線部が開通していましたが、東名高速道路へは変わらず下側の道路から出入りする必要がありました。
保土ヶ谷バイパスの相模原方面から東名高速に入るには、南町田北交差点から横浜町田インターチェンジまで、信号のある交差点を4つ通過する必要があったのです。
しかし町田立体ランプの開通によって、東名高速道路への出入りがスムーズになり、さらに町田市鶴間地区エリアの渋滞が緩和し、生活しやすくなると予想されます。
まとめ
町田立体ランプの開通で、東名高速道路と保土ヶ谷バイパス相模原方面との出入りが、スムーズになります。
大型車両が生活道路へ迂回する回数も減り、安全性が向上すると見込まれます。
利便性だけでなく、生活環境が改善するのはとってもありがたいですね。
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