賃貸マンションにあると便利なエレベーターですが、物件によってはストレスの原因になってしまうことがあります。
快適なマンション生活を送るために、物件選びの段階からエレベーターもチェックしておきましょう。
賃貸マンションで内覧時はどこをチェックした方が良いのか、注意点とともに解説します。
賃貸マンション選びで重要なエレベーター
賃貸マンションを探しているとき、エレベーターの条件まではついつい見落としてしまいがちです。
しかし毎日使うものですから、室内設備と同じように利便性を意識してチェックしたいものです。
世帯数の多いマンションでは、基数の少なさが不満の原因になります。
数の目安としては50戸につき1基以上とされていて、これより少ないと通勤時間帯にマンション内で渋滞が発生してしまいます。
特に高層マンションでは昇降にも時間がかかりますから、いつまでも乗れない恐れがあります。
したがって賃貸マンションの場合は、ゆったり乗れる定員のものが1基あるより、定員数が少なくても2基以上ある方が好都合なケースが多いです。
賃貸マンションを探す際は、エレベーターが何台設置されているかが特に重要です。
賃貸マンションのエレベーターでチェックすべきポイント
1.待ち時間
エレベーターの待ち時間が長すぎると、日常生活では大きなストレスになります。
前述のように台数も重要なポイントですが、スピードも稼働率に影響します。
マンションでは分速30〜50mが主流ですが、これより早い機種もありますから、可能ならハコの速度も確認してみてください。
2.防犯機能
賃貸マンションでは、エレベーターは密室空間になるため防犯が欠かせません。
最近ではメーカーがさまざまな防犯対策を行っています。
防犯カメラや乗る前に中の様子が分かるモニターが設置されているか、またドアに防犯窓があるかなどが判断材料です。
3.騒音
エレベーターに近い部屋だと、稼働音やアナウンス音、乗り降りする住民の声が気になるかもしれません。
部屋の位置や窓、玄関扉が近い場合は、室内から音の聞こえ具合をチェックしましょう。
ただしエレベーターホールから遠すぎると、乗り降りに時間がかかりストレスになるので注意しください。
4.安全装置
災害時に備えた安全装置の有無も重要な要素です。
停電時自動着床装置がある機種なら、停電発生時に自動で電源をバッテリーに切り替えます。
そして最寄階へ自動で停止しますから、閉じ込め事故の防止になります。
まとめ
エレベーター付きの賃貸マンションを選ぶ際の、ストレス軽減のためのポイントを紹介しました。
賃貸物件にあると便利な共用設備ですから、内見時に合わせてチェックしておきましょう。
私たちスマイスターでは、エレベーター付き賃貸マンションも多数取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください!