都心で一人暮らしをするにあたって、大きな問題となるのが家賃。
ワンルーム6帖で10万円を超える物件が多い中、さらに狭い3帖程度のワンルーム物件が安いと人気が出ています。
それだけ狭い物件が、なぜ人気なのでしょうか?
家賃を抑えらえる3帖ワンルーム生活
都心で一人暮らしをしようと思ったとき、多くの人が驚くのが家賃の高さではないでしょうか。
最寄駅が交通利便性の高い駅だと、ワンルーム10万円を超えることも珍しくありません。
田舎の地元なら、10万円あれば2LDK、3LDKに駐車場がついて足りることもあるのに、なんて思う方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、築年数が経った物件は家賃が安くなりますし、都心から離れた駅や、駅から距離がある物件も安い傾向があります。
でも、通勤・通学に時間を取られず、家賃も安く抑えたい、という若い世代に最近人気なのが、3帖のワンルームなのです。
3帖ワンルームの特徴
以前は、一人暮らしの安い物件といえば、4帖半一間で風呂トイレ共同の木造アパートというイメージでした。
現代の3帖ワンルームは、それより数字は狭いのですが、3帖にトイレとシャワー、もしくは風呂が独立でついている物件が多いのが特徴です。
お風呂、トイレ、洗面台が一緒になった物件は、現代の一人暮らし、特に女性には敬遠されがちです。
ですから、部屋は狭くとも、水回りの設備は温水洗浄便座付のトイレ、バス・トイレ別など充実させていることが特徴です。
また、一人暮らしで外食やコンビニの利用などが多い場合、キッチンはあまり使いませんよね。
コンロが1つある程度の、簡易キッチンが付いている物件が多いようです。
3帖というと、畳3枚分、5平方メートル程度です。
シングルベッド2つ分より少し広い、というと分かりやすいでしょうか。
家は寝るだけでいい、休みの日は外で楽しみたい、というシンプルな暮らしを求める方には、ピッタリのお部屋といえます。
しかも狭いとはいえ、築年数が浅い物件が多いため、床はフローリング、設備は新しくてきれいなお部屋が多いのです。
断捨離やミニマリストといった、シンプルな暮らしを求める層が増えている現代。
スマホやタブレットに情報を集約し、かさばる荷物を減らせることができる現代の暮らしにぴったりのお部屋なのです。
まとめ
都心で増えている、3帖ワンルームという極めてシンプルな暮らし。
家賃を安く抑えながらも、交通アクセスの良い駅近に住めるのもメリットです。
部屋には広さを求めないという方は、ぜひ狭小物件を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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