妊娠中や出産した後は、体調や生活環境などさまざまな事が変化するため、心身の負担も大きくなります。
市川市では今までもさまざまな子育て支援が行われていましたが、内容がさらに見直され、より手厚いサポートが受けられるようになりました。
今回は、市川市で新たに加わった子育て支援の内容についてご紹介します。
市川市の新たな子育て支援①:産後ケア事業がスタート
産前・産後は思うように体を動かすことができず、赤ちゃんの育児をしていく中で、今までどおりの生活ができない場面も増えてきます。
そこで市川市では、家事や上の子の送迎、買い物などをサポートしてくれる制度があり、これまでも産後のお母さんをサポートする「産後ヘルプサポート」や、産前産後サポートを行う「産後ドゥーラ」などの支援が行われていました。
2019年からはさらに「市川市産後ケア事業」が開始し、お母さんと赤ちゃんが市内の医療機関に最長7日間滞在して、さまざまなサポートを受けることができるようになりました。
利用できるのは、市川市在住で産後60日未満のお母さんと赤ちゃんで、家族等から十分な家事や育児等の援助が受けられないこと、産後の体調や育児に不安を感じていることが条件となります。
滞在中は赤ちゃんとお母さんの健康状態をチェックしてもらえるほか、乳房ケアや育児相談、産後の生活に関しても相談することができます。
利用料金は1日あたり最大3,000円(世帯収入によって異なる)で、利用開始日の2週間前までに市川市の保健センターに連絡が必要です。
また、事後訪問として担当保健師が赤ちゃん訪問をして子育て支援を行ってくれます。
産後ケア事業の利用後も継続してサポートを受けられることで、育児に不安を抱えているお母さんも安心できるのではないでしょうか。
市川市の新たな子育て支援②:子ども医療費助成の所得制限は撤廃
市川市では、0歳~中学校3年生を対象に子ども医療費助成が行われており、入院は1日300円、通院は1回300円、調剤は無料で受けることができます。
現在、小学校4年生~中学校3年生までは保護者の所得制限がありますが、令和元年8月診療分から所得制限が撤廃されることになりました。
平成30年8月にも小学校1~3年生の所得制限が撤廃されましたが、今回の変更によってすべての対象に所得制限がかからなくなったため、0歳~中学校3年生の子どもがいるすべての世帯で子ども医療費助成を受けることができます。
まとめ
市川市では新たな子育て支援も開始され、より手厚いサポートを受けられるようになっています。
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