「そうなんです。彼は幻覚をみてたんです。僕も若い頃はよくみたもんです。なんなら今でも見てますよ~(笑)」
と語るのは同僚のF氏。
1日目の夜、彼らが行ったバーはガールズバー。
きれいな女性店員さんに持ち上げられテキーラを何杯も注文。
引っ越し費用の為に貯めていたお金をもって宮古島にやってきた彼の財布はすっからかん。
なんとか女の子と連絡先を交換しガールズバーを後にする。
この時すでにだいぶ酔いがまわっていた。
街灯のない暗い道、千鳥足、ミゾに落ち、腕カラ血。
ホテルに帰り治療してもらい就寝。
そして2日目の朝。
昨夜の女性に連絡をこころみる彼だったが… つづく