2020年東京オリンピック開催が目前に迫る中、藤沢市江ノ島はセーリング競技の会場になることが決定しています。
このセーリング競技とは何か、競技のルールと合わせてご紹介します。
藤沢市江ノ島でセーリング競技を開催
藤沢市・江の島ヨットハーバーにて、セーリング競技が開催されます。
収容人数は約3,600人で、年間を通してさまざまなヨットレースが開催されている会場です。
●オリンピックは全8種目
セーリング競技は、セールボートの大きさや乗員数ごとに全8種目あります。
また、ほかの競技にはあまりない男女混成種目があるのも特徴的です。
日本は1936年ベルリン大会で初出場し、競技ではこれまでに2つのメダルを獲得しています。
●1964年東京大会の会場にもなった
1964年東京大会においても、藤沢市はセーリング競技の会場に選ばれました。
当初は横浜市が予定されていましたが、諸般の事情により湘南港の築港計画があった藤沢市江ノ島に会場を変更しました。
それを受けて江の島ヨットハーバーが、日本で初めて競技用ハーバーとして整備されました。
この大会では優勝候補とされたスウェーデン選手が、海に投げ出されたライバル選手のためレースを中断し救助にあたりました。
その結果スウェーデンは11位となりましたが、このエピソードは「人類愛の金メダル」として語り継がれています。
2020年東京大会においても、スポーツマンシップにのっとった記憶に残るドラマが繰り広げられることでしょう。
オリンピックにおけるセーリング競技ルールとは
セーリング競技は、変化の激しい自然の下で戦うスポーツです。
それに加えて船舶の海上ルールも適用されるため、他のレース競技以上に進路妨害等の判定が厳しくなっています。
●スタート地点
オリンピックでは、5分前にスタート予告があります。
スタートラインは風向きに対して直角に設定されるため、風向きに合わせてレース毎に変化します。
スタート前、選手たちの風や波を読む駆け引きも見どころのひとつです。
●コースルート
海面に設置されているマークを、決められた順番に回るコースです。
ヨットは風向きに対して45度方向に動きます。
風や波は常に変化しますから、マークに対し最短ルート(直線)で進むわけではありません。
風の変化や他艇と競り合いながらゴールを目指します。
●低得点方式
セーリング競技は、1着:1点、2着:2点、3着:3点という方式で採点されます。
またレース中に違反があれば加点されるため、順位が下がります。
第1レースから最終レースまでの合計点の低さで、総合順位を決定します。
まとめ
藤沢市江ノ島で開催されるセーリング競技について紹介しました。
試合会場が日本の海ですから、日本代表・日の丸セーラーズにとっては大きなアドバンテージです。
2020年の東京オリンピックにおいても活躍が期待されています。
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