転勤や結婚など暮らしに変化があったときや「広い部屋に移りたい!」「単に気分転換したい!」「憧れの街に住みたい!」など、今住んでいる賃貸物件の部屋から他の物件に引っ越すときに用意するのが「退去届」です。
今回は引っ越しのときに慌てないために、また余計な家賃の出費を抑えるためにも知っておきたい賃貸契約の解約方法と、それを通知するための「退去届」についてご紹介します。
賃貸物件を引き払うときは契約書を見て「退去届」の準備を!
賃貸契約の部屋に住んでいる場合、引っ越して退去することが決まったら管理会社や大家さんに解約を通知する手続きをとる必要があります。
通知から退去までの期間は契約にもよりますが、「1ヶ月前まで」が一般的です。
稀に「2ヶ月前まで」の物件もあるので、部屋を借りたときの契約書を見て自分の物件の契約内容を確認しましょう。
賃貸の部屋を解約したいときは「退去届」を提出して退去の通知を行います。
大家さんや管理会社に口頭で伝えるだけでよい場合もありますが、引っ越しのあれこれに時間をとられて退去の通知が遅れてしまうと大変ですね。
実際に退去したい日と解約日に差が出てしまうと、余分な家賃を支払わなければならない場合もあるので注意しましょう。
賃貸物件を引き払うときに提出する「退去届」には何を書けばいい?
「退去届」として使う書類は、今住んでいる賃貸物件を契約するときにあらかじめもらっていることもあるので探してみましょう。
もし見当たらなければ、管理会社や大家さんに連絡してみてください。
規定の書類をもらえれば、その書類に書いてある項目を埋めるだけです。
「退去届」提出時に記入が必要とされる項目は、おおむね以下の通りです。
●「退去届」を提出する年月日
●住所やマンション名など、今住んでいる賃貸物件の情報
●契約者の氏名・電話番号
●解約を希望する予定日
●転居先の住所・電話番号
●敷金などの返金に使用する振込口座
●今の部屋を退去する主な理由
退去する理由は「転勤で引っ越すことになった」「結婚することになった」など暮らしの変化から「騒音が気になる」「家賃を安くするため」など、人それぞれです。
差し支えない程度の理由を簡潔に書けばよいので、難しく考えなくて大丈夫ですよ。
まとめ
次の借り主を探さなければならない大家さんの視点から考えれば、「退去届」から一定の期間が必要なのは納得できます。
お互いに気持ちよく解約・退去できるよう、引っ越しを考えはじめたら今住んでいる物件の契約書をもう一度見直しておきましょう。
賃貸契約の流れとして重要な「退去届」の準備を忘れずに、不要なトラブルを招かないようにするのも引っ越しの大切なポイントですよ。
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物件によっては仲介手数料無料や半額の物件もございますので、気になる物件があればお気軽にご相談ください。