ごみの出し方や分別方法は、市町村によって大きくことなることがあります。
いまお住まいの地域の分別ルールが、別の市町村ではルール違反になる場合もあるため、最初のうちは戸惑ってしまうかもしれません。
今回は横浜市でお住まいを探している人向けに、ごみの出し方や効率的に調べる方法などについて紹介します。
横浜市のごみの出し方とは?分別の種類やルールを紹介
横浜市には指定ごみ袋がなく、透明または半透明の袋に入れて出せるため、スーパーマーケットやコンビニなどの袋も使うことが可能です。
市が回収しているごみは、主に7種類に分類されます。
燃やすごみ・燃えないごみ・乾電池・スプレー缶・プラスチック製容器包装・金属類・缶、びん、ペットボトルです。
古紙や古布は、市ではなく町内会・子ども会などの地域の団体が自主回収しています。
資源集団回収と呼ばれる制度で、登録団体と登録業者で日程を決めて回収しているので、最寄りの資源循環局事務所に確認するといいでしょう。
粗大ごみを出す場合のみ有料となり、回収日程の調整も含めて事前に申し込む必要があります。
有料の収集シールを粗大ごみに貼り付けて、指定日の朝8時までに出すと回収してくれる流れです。
横浜市のごみの出し方とは?分別方法を調べるサービスもあります
分別されていないごみ袋があった場合、市の職員が開封調査し、ルールを守らない市民・事業者に対して、2,000円の過料を科す罰則制度を実施しています。
この制度は繰り返しの指導に応じない場合に適用される制度ですが、なかには勘違いしたまま分別して指導対象になってしまう可能性があるのです。
しかし生活ごみにはたくさんの種類があるため、どう分けたらいいかわからない人も多いでしょう。
そんなときに役に立つのが、横浜市で公開しているごみの分別辞典「MIctionary(ミクショナリー)」です。
このサービスは分別方法を知りたい品名を入力して検索すると、そのごみの分別方法を教えてくれます。
さらにその品名に関連する項目も一覧として出てくるのも便利なところです。
たとえば「布団」で検索すると、布団のほかにシーツや枕などの分別方法もあわせて表示されます。
ミクショナリーはパソコンやスマートフォンのブラウザからはもちろん、アプリ版もリリースされています。
このほかにもAIによるごみの出し方の案内サービスや、横浜市のLINE公式アカウントでも調べることが可能です。
電話で問い合わせなくても自分の好きなタイミングで調べられるので、これらのサービスを活用してみるといいでしょう。