さいたま市大宮区にある「氷川参道」は、豊かな緑に囲まれた歴史的・文化的空間です。
そこで大宮区の「氷川参道」周辺の、まちづくりについて紹介します。
大宮区にある「氷川参道」周辺のまちづくりとは?
大宮区にある「氷川参道」とは、旧中山道から南北2kmに伸びる大宮のシンボル的スポットです。
「氷川神社」は紀元前に創立され、大いなる宮居とたたえられて地名の由来にもなりました。
神社の周辺には門前町が形成され、参道沿いには数々の集落が生まれました。
そして現在の「氷川参道」は並木道になっており、ケヤキやスギなどさまざまな樹木が600本以上植えられています。
まちづくりの一環で開かれた「平成ひろば」などもあり、憩いの場所としても親しまれています。
そして二の鳥居は明治神宮より奉納されたもので、木造の鳥居としては関東最大級の大きさです。
さらに春にはサクラが見頃を迎えるため、お花見にもおすすめのスポットです。
●所在地:さいたま市大宮区高鼻町1-407
●アクセス方法:JR大宮駅東口より徒歩15分、北大宮駅(東武アーバンパークライン)より西駐車場まで徒歩10分
大宮区にある「氷川参道」周辺のまちづくり活動の内容
大宮区の「氷川参道」は、さまざまな問題を抱えてきました。
それらの問題を解決しながらまちづくりを推進するため、まちづくり協議会が結成されました。
協議会の主な活動内容とは何か、確認していきましょう。
参道の交通対策への取り組み
かつての一の鳥居から中央通りまでの区間は、参道そのものの交通量が多いため、安全に歩ける環境ではありませんでした。
車歩分離は実現したものの、将来的には歩行者専用化を目指しています。
参道並木の保全に対する取り組み
並木道は環境変化や車・人の往来により、樹木の損傷や衰えが目立っています。
まちづくり活動では並木の調査や、保全・管理を実施しています。
参道の将来像と街並みを考える活動
交通対策や並木保全とともに、長期的な沿道の街並み整備を進めています。
市民向けのワークショップやシンポジウムなど、PRイベントも実施しています。
参道の魅力と現状の市民へのPR
「氷川参道」の歴史や現状の問題点、周辺にある文化財・史跡などを市民全体に知ってもらうための取り組みを実施しています。
参道の日常的な維持管理活動
並木参道の環境維持のため、日常的な清掃や路上喫煙推進モデル事業に取り組んでいます。
また毎年11月には、落ち葉の一斉清掃も実施しています。
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