「大好きな恋人とずっと一緒にいたい!同棲したい!」
付き合い始めのカップルだと、そんな風に同棲に憧れる人も多いですよね。
しかし、ただ「一緒にいたい」という気持ちだけで始めてしまうと、2人の関係が悪化してお別れする可能性だって否めません。
では、同棲を希望するカップルが賃貸物件を探す場合は、どのような注意点があるのでしょうか。
同棲のための賃貸探しの注意点① メリットとデメリットを整理する
賃貸探しを始める前に、まずは同棲することで起きるメリットとデメリットを整理しましょう。
メリット
・好きな人と同じ家で過ごせる
・生活費が折半できる
・お互いのライフスタイルを知ることができる
デメリット
・一人になれる時間や空間が減る
・生活費のことで揉める
・ライフスタイルが合わずにケンカする
メリットとしては、やはり好きな人と一緒にいられる時間が増えることでしょう。
また、将来結婚を考えているカップルなら、お互いのライフスタイルを確認できるため、結婚後も上手くやれるかどうか判断することができます。
生活費を折半することも、お互いの金銭的負担を減らすだけでなく、相手の金銭感覚が自分と合うかどうか判断するきっかけとなりますよ。
一方、デメリットはずっと一緒にいる分、一人になれる時間や空間が極端に減る点が挙げられます。
ケンカをした後や趣味・仕事に集中したい時など、一人になれる時間がないとだんだん息が詰まって、ストレスが溜まってしまいます。
また、生活費の負担が徐々に片方だけ重くなったり、ライフスタイルが全く合わない場合も、同棲には向きません。
同棲のための賃貸探しの注意点② 間取りは1DK以上がおすすめ!
同棲するための賃貸探しで、もう一つ注意点として挙げるのが『間取り』です。
先ほどデメリットとして挙げたように、どんなに大好きな相手でも、一人になれる時間や空間がないと同棲は上手くいきません。
そのため、賃貸探しでは一人になれる空間を作りやすいように、1DK以上の間取りの物件を選びましょう。
ただし、1DKや1LDKの場合は『2人入居可』の条件が付いた賃貸でないと、同棲はできません。
寝室やリビングとは別に、趣味や仕事用の部屋を持ちたいカップルや、結婚後もしばらく同じ賃貸に住む予定のカップルなら、2DK以上の間取りが良いでしょう。
同棲のための賃貸探しの注意点③ 周辺にあると便利な施設
いくら家の中に一人になれる空間を作っても、ケンカの度合いによっては「同じ家にいたくない!」となる時もあります。
その場合は、カフェや公園など落ち着けるスポットが近所にあると、そこに駆け込んでしばらく過ごすうちに、イライラした気持ちを静めることができますよ。
また、好きな人に幻滅されたくないからと家事を頑張りすぎることも良くありません。
手軽に食事を買って帰れるコンビニやお弁当屋さん、外食しやすいファミレスなども近所にあると、「今週はお互い仕事で忙しかったし、たまには楽をしようよ」と提案しやすくストレスも溜まりません。
まとめ
大好きな人といえど、生活やお金に対する価値観が違うことは当たり前のことですし、100%合うことはまずありません。
そのため、同棲をするならどこまでお互い譲歩して上手くやれるのか考えて、賃貸探しをすることをおすすめします。