かつてはいちごの一大生産地だった、千葉県市川市。
都市化によってその生産量は減ってしまいましたが、若手の農業経営者が栽培を復活させるなど、市川いちごは今も人気を誇っています。
今回はそんな市川いちごについてご紹介します。
市川市のいちごの歴史
市川市のいちご栽培の歴史は古く、明治35年までさかのぼります。
昭和初期から戦後は、千葉県でも随一の産地として名を馳せ、全盛期を迎えました。
その当時、国道14号線沿いや総武線沿線には多くの畑が広がり、濃厚な味わいが、好評を博したそうです。
しかし高度経済成長期に入ると、市川市にも都市化の波が押し寄せ、畑は次第に減少し、生産量も減りました。
現在、市川市では新たに数軒の農家が生産し、今も昔と同様においしい市川いちごが生産・販売されています。
市川市自慢のいちごはいつが食べ頃?
市川いちごの食べ頃や収穫の時期は、例年12月中旬頃から5月頃までの訳5ヶ月間です。
女峰・章姫・べにほっぺ・やよいひめ・かんな姫・もういっこなど、有名どころから初めて聞くような品種まで、さまざまな種類が楽しめます。
時期によって収穫される品種も変わってきますから、何度訪ねても色々ないちごのおいしさを味わえますよ。
市川市のおすすめいちご園
市川市のいちごは、農家の直売所で買うのがおすすめで、そのうちの1ヶ所が国府台3丁目にある「太田いちご園」です。
こちらは基本的にいちご狩りを行わず、直売のみの営業です。
平成30年からTwitterを始め、当日の売店の開店・閉店情報や、予約状況について随時情報を更新しています。
電話で取り置きの予約をすることも可能なので、混みそうな日は事前に連絡をしておくといいですよ。
直売ですから、その日の朝収穫されたばかりの真っ赤に色づいた実が、お店にずらりと並びます。
新鮮で甘い爽やかな味が、口いっぱいに広がるのを堪能できますよ。
そしてもう1ヶ所は、市川市大野町にある「古川園」です。
こちらでは直売はもちろん、いちご狩りもできます。
さまざまな品種を食べ比べできるハウスの中は、完熟の果実がたくさん実っていて、摘みたてのおいしいいちごをたっぷり食べることができます。
営業情報は、古川園のウェブサイトで随時更新しています。
予定を立てるときは、確認してからお出かけくださいね。
なお古川園の近くには、以前ご紹介した市川市動植物園があります。
可愛い動物たちを見に行く前や見に行った帰りは、ぜひ古川園に立ち寄っていちご狩りも楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
地元の農家さんたちの情熱と愛が込められて育てられた市川いちごは、ぜひとも一度は食べていただきたい特産品です。
市川市に引っ越したら、地元自慢のいちごを味わってみてくださいね。
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