賃貸物件への入居時、チェックリストや間取りが描かれた書面を渡されます。
現況確認書とも呼ばれるこの書類、何をどう書けばよいのでしょうか。
入居時のチェックリストとは
賃貸物件へ入居したとき、管理会社や大家さんから、入居時のチェックリストを手渡されると思います。
現況確認書とも呼ばれるこのチェックリスト、その名の通り「現在の賃貸物件の状況」を記載します。
壁や床に傷や汚れがないか、水回りや設備の不具合がないか、ドアや窓など建具がちゃんと動くかどうかなど、チェックリストの項目を見ながら確認します。
荷物を入れる前のクローゼット内や、家具で隠れる床・壁のあたりもしっかりチェックしましょう。
また、電灯はもちろん給湯機やエアコンのクーラーなど、季節によって必要な設備も、すぐ確認すべきです。
入居時のチェックリストには間取り図が書いてあり、不備があった場合に場所とその内容を記載する場合もあります。
そして入居時に色々と書きこんだチェックリストは、もし複写式でなければコピーを取って一枚自宅で保管したうえで、管理会社等へ提出しましょう。
入居時チェックリスト作成の目的
では、なぜ入居時に物件を一通りチェックするのでしょうか。
理由の一つは、設備の不具合や傷が、入居前からあるものかどうか確認するためです。
本来、部屋を支障なく使える状態にして貸主から借主へ貸すのですが、特に新築でない場合は設備が故障したままだったり、どこかに傷がついていたりすることも。
ただ、実際に暮らす目線で見て分かることもありますので、できれば入居時の家具を入れる前などのまっさらな状態で、チェックリストを見ながら一通り確認しましょう。
そして、賃貸物件でトラブルになりがちなのは、退去時の「原状回復の義務」による、修繕費の負担です。
原状回復とは入居時の状態に戻すことですが、この時傷を見落としていると、もし入居後に付けた傷だと言われたら、修繕費を出さなければいけないかもしれません。
そんなトラブルが起きる可能性を減らすためにも、なるべく詳細まで記載しておきましょう。
さらに、ここで不具合などがあると、管理会社が即無償で対応してくれることも多いです。
設備の不具合だけでなく、壁紙の破れや床の汚れなどを直してもらえることもあり、あらためて新しい部屋の暮らしがスタートできますよ。
まとめ
入居時に行うチェックリストである現況確認書は、住むにあたっての不具合、汚れ、傷などを事前に見つけられるだけでなく、退去時のトラブルを減らすことができるツールです。
引っ越し後の新しい生活がスタートする慌ただしいタイミングですが、忘れずに提出しましょう。
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物件によっては仲介手数料無料や半額の物件もございますので、気になる物件があればお気軽にご相談ください。