観光スポットとして人気のある横浜市の山手周辺は、幕末から明治にかけて外国人居留地が設けられていました。
そのため外国人住宅が数多く建てられ、現在でも当時の建物が残されています。
そんな外国人住宅のひとつである「ベーリックホール」とはどんな施設なのか、見どころをご紹介します。
横浜の観光スポット:ベーリックホールとは?
「ベーリックホール」とは、1930年に設計されたイギリス人貿易商B.R.ベリックの邸宅です。
現存する山手外国人住宅のなかでは最大規模で、戦前までは住宅として使用されていました。
設計はアメリカ人建築家J.H.モーガンで、山手111番館や山手聖公会などの建物も手がけています。
「ベーリックホール」は1956年にB.R.ベリックの遺族より、宗教法人カトリック・マリア会に寄贈されました。
そして2001年、横浜市は周辺の用地を元町公園拡張のため買収するとともに、建物は宗教法人カトリック・マリア会より寄贈されました。
2002年から庭園と建物が一般公開され、観光スポットとして人気を集めています。
横浜の観光スポット:ベーリックホールの見どころ
横浜の「ベーリックホール」は玄関の3連アーチをはじめ、多彩な装飾が施された見どころのある観光スポットです。
歴史的にも建築学的にも価値が高く、2001年には横浜市認定歴史的建造物に選定されました。
スパニッシュスタイルのデザインが随所に見られ、当時の富裕層の暮らしぶりをうかがえる豪華な構造です。
屋内も工夫をこらした装飾が目を引き、化粧張りの組天井や彫刻を施した暖炉などを見学できます。
子ども部屋の壁もフレスコ技法で仕上げられており、細部までこだわりぬかれた見どころの多い建築物です。
結婚式にも利用できる
「ベーリックホール」は、結婚式や披露宴にも利用できる施設です。
美しい緑に囲まれた西洋館なので、フォトウェディングの撮影場所としても人気があります。
また横浜市の許可があれば、商業目的や占有使用での写真撮影も可能です。
観光目的だけでなく記念日やイベントなどに、ぜひ活用してみてください。
●所在地:横浜市中区山手町72
●入館料:無料
●開館時間:9時30分から17時
●休館日:第2水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
●アクセス方法:元町・中華街駅(みなとみらい線)より徒歩8分
●駐車場:なし
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間などが異なる場合がありますので、詳しい情報は公式サイト、または直接お問い合わせください。
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