藤沢市は湘南地方の中央に位置しており、新江ノ島水族館や江の島シーキャンドル(展望灯台など、観光スポットが多いことでも知られています。
海も近いうえにアクセス面でも便利な環境なので、ファミリー層に人気のエリアです。
今回は数ある観光スポットのなかで、パワースポットとして注目を集めている「白旗神社」の歴史や見どころについてご紹介します。
藤沢市のパワースポット!白旗神社の歴史について
藤沢本町駅から徒歩約7分のところにある白旗神社は、厄除けや学業成就、社運隆昌などのご利益があり、パワースポットとして地元の方に親しまれている神社です。
白旗神社には、太古の時代に関東地方を開拓した神様「寒川比古命」と、歴史上の人物として知られる「源義経公」が祀られています。
いつ建立されたのかは不明ですが、寒川比古命を祀っており、もともとは寒川神社と呼ばれていました。
源義経公が合わせて祀られるようになったのは、宝治3年(1249)のことです。
文治5年(1189)に、異母兄である源頼朝公の怒りを買って追い詰められた源義経公は、奥州平泉の衣川館で自害し、31歳の若さで最期を遂げました。
源義経公の御首は、本人確認のために腰越の宿で首実検がおこなわれたあと、当時の寒川神社の近くに流れ着いたといわれています。
その後、源頼朝公の指示で源義経公を白旗明神として神社に祀るようになり、のちに白旗神社として呼ばれるようになったのです。
社名の由来は、戦のときに源氏の象徴として白旗が用いられていたことからきています。
藤沢市のパワースポット!白旗神社の見どころについて
次に白旗神社の見どころを3つご紹介します。
大鳥居
境内の入り口にそびえ立つ、高さ8m、幅6mの大鳥居は、日本初のグラスファイバー製です。
地震対策で耐久性のあるグラスファイバーを起用したことが注目され、建設時には数々のメディアに取り上げられました。
源義経公鎮霊碑
平成11年に義経没後810年を経て、白旗神社の「御首(みぐし)」と宮城県栗駒町判官森御葬礼所の「御骸(おほんから)」を合わせ祀り、源義経公の兜をイメージした鎮霊碑が建立されました。
以降、白旗神社では毎年、源義経公の首実検があったとされる6月13日に源義経公鎮霊祭を執りおこなっています。
弁慶の力石
本殿の東側にある弁慶の力石は「神石」とも呼ばれ、この石に触れると「健康になる・病気をしない」と言い伝えられています。
白旗神社では弁慶力石守というお守りの授受もされているので、定期的な参拝が困難な方におすすめです。
●所在地:神奈川県藤沢市藤沢2丁目4-7
●アクセス:藤沢本町駅より徒歩約7分
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