神奈川県藤沢市は、子育て環境の良さが評判の人気エリアです。
藤沢市ではさまざまな子育て支援をおこなっており、ひとり親に対する支援も充実しています。
今回は、藤沢市で賃貸物件をお探しの方に向けて、ひとり親支援事業である「ひとり親家庭等日常生活支援事業」と「ひとり親家庭等医療費助成制度」についてご紹介します。
藤沢市のひとり親家庭等日常生活支援事業の利用対象者や支援内容
藤沢市ではひとり親家庭を対象にした、ひとり親家庭等日常生活支援事業をおこなっています。
ひとり親家庭等日常生活支援事業とは、ひとり親家庭で育児や家事の助けが必要なときに、藤沢市の支援スタッフを無料で派遣する取り組みです。
対象は児童扶養手当受給世帯で、中学卒業前のお子さまがいらっしゃる母子家庭、父子家庭の方などです。
育児支援の場合は、子どもの年齢が2歳以上という条件があります。
この制度を利用できるのは、保護者の通院、冠婚葬祭、時間外労働、就職活動、保護者本人の通学、学校行事への参加など、支援が必要と認められたときです。
支援内容は、食事や掃除、洗濯、買い物などの家事全般、そして子どものお世話などです。
お願いできるのは日常生活の家事育児の範囲なので、子どもの預かりや塾などへの送り迎え、大掃除、病児保育などは対象外です。
利用時間は、年末年始以外の午前8時30分から午後8時までの間です。
利用するには、事前に利用登録をして、希望日時の5日前に子育て給付課または市民センターなどの窓口で申し込みます。
藤沢市のひとり親家庭等医療費助成制度の利用対象者や支援内容
次に、藤沢市のひとり親家庭等医療費助成制度についてご紹介します。
藤沢市のひとり親家庭等医療費助成制度は、健康保険に加入している母子家庭、父子家庭の方などを対象に福祉医療証を発行し、医療費を助成する制度です。
離婚や死別などでひとり親となった家庭の方などが対象ですが、里親家庭や生活保護を受けている家庭の方などは対象外です。
この制度を利用すれば、18歳に達する日以後の最初の3月31日まで、医療費が無料になります。
ひとり親家庭等医療費助成制度には所得制限が設けられており、扶養人数に応じて制限額が変わります。
福祉医療証の交付を受けるには、事前に問い合わせたうえで、子育て給付課で申し込みをおこないます。
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