都心のオフィス街や繁華街から下町まで巡るJR山手線は、その利便性から「この沿線で一人暮らしをしたい！」と希望する方も少なくありません。
ニーズが高い分、賃貸物件も豊富な山手線ですが、この沿線で一人暮らしをする場合、どの駅周辺を選ぶと良いのでしょうか。
山手線沿線で一人暮らし 家賃相場はどのくらい？
一人暮らしをする場合、賃貸物件の間取りとしてはワンルーム～1LDKで検討される方が多いと思いますが、2018年5月現在の山手線の家賃相場は以下の通りです。
・ワンルーム…7.9万円
・1DK～1LDK…8.9万円
このくらいの家賃相場であれば、「あ、今の収入でも意外と暮らせそうだな」と思う方もいるかもしれません。
しかし駅別で見てみると、この相場より高くなるエリアもあります。
例えば、新宿駅のワンルームの家賃相場は8.1万円で、東京駅だと10.3万円まで上がります。
仮に、東京駅近くで相場通りの賃料の賃貸物件を借りた場合、1年間で支払う家賃の総額は133.9万円です。
このくらいの金額となると、学生さんや新社会人の方が一人暮らしをするには少し家計が苦しくなるかもしれません。
山手線沿線で無理なく一人暮らしをするならどこがおすすめ？
では、山手線沿線の賃貸物件で一人暮らしをするとしたら、どの辺りが良いのでしょうか？
その答えは、大塚駅と駒込駅です。
両駅とも豊島区にある駅で、大塚駅は池袋駅から1駅先、駒込駅は3駅先に位置します。
大塚駅は、周辺にホテルや駅ビル・テナントビルなどが多いエリアですが、その先にはアパートや一戸建てが多い住宅街が広がっています。
大塚駅に乗り入れる路線は山手線のみですが、駅前には都電荒川線の大塚駅前駅があり、隣駅の池袋には他のJR線や私鉄・地下鉄も多数乗り入れているので、ここで乗り換えて通勤通学する方も多いですよ。
駒込駅は、駅近くの商店街以外に大きな商業施設はなく、下町らしい閑静な住宅街が広がっています。
また、駒込駅周辺は小学校から大学まで複数の学校があるため、ファミリー層の多い地域となっています。
さらに、駒込駅には山手線以外にも東京メトロ南北線が乗り入れているため、1駅で2路線利用できる利便性があります。
なお、大塚駅のワンルーム・1Kの家賃相場は7.2万円、駒込駅のワンルーム・1Kは6.8万円となっています。
どちらも山手線全体のワンルーム・1Kの相場より安くなっているので、リーズナブルなエリアで一人暮らしを検討している方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
山手線は、ターミナル駅や繁華街・オフィス街にある駅の家賃相場は高めですが、大塚・駒込のように環状線の北側のエリアなら家計にあまり響かない一人暮らしを送れるでしょう。
山手線沿線で一人暮らしをご希望の方は、ぜひ参考にしてみてください。
山手線沿線の賃貸物件探しは、スマイスターまでお気軽にお問い合わせください。
