一人暮らしのための部屋を探す際、当然のようにワンルームや1Kといった一人暮らし用物件を見てしまうもの。
しかし中には、広々とした一戸建ての賃貸物件(以下、一戸建て賃貸)に住んでみたいと思う人もいるのではないでしょうか。
今回は、一人暮らしの人でも一戸建て賃貸を借りられるのか、一戸建て賃貸に住むメリットとデメリット、一戸建て賃貸での一人暮らしに向いている人の特徴をご紹介します。
一戸建ての賃貸物件に暮らしたい!そもそも一人暮らし希望でも借りられる?
結論から言うと、一人暮らしでも一戸建て賃貸に住むことは可能です。
ただし、必要な部屋数や広さなどを決めておかなければ、部屋を持て余す可能性が高いため、物件選びの際は注意しましょう。
一戸建て賃貸は、元々大家さんが住んでいた家であるケースが多いです。
築年数が長く設備が古いこともあるので、内見時には細かく見つつ「本当にここで快適に暮らせるか」という点を確認しましょう。
一戸建て賃貸で一人暮らしをするメリット&デメリット
一戸建て賃貸で一人暮らしをするメリットとデメリットは、以下の通りです。
・メリット
一人暮らし用の物件とは違い、一戸建て賃貸は十分な広さが確保できます。
そのため、部屋数にもよりますが寝室や趣味部屋、仕事部屋などと空間を分けて使うことが可能です。
加えて、アパートやマンションとは違って他の住戸との距離が離れているため、隣人に気を使う必要がなく、また隣家からの音に悩まされる心配も減るでしょう。
さらに、一戸建て賃貸の中には庭付きの物件もあります。
ガーデニングをしたり、友人と一緒にバーベキューを楽しんだり、大家さんから許可をもらえればペットを飼ったりすることも可能です。
このほか、アパートやマンションのような集合住宅にありがちな細かい管理規約がないのも、一戸建て賃貸のメリットと言えるでしょう。
・デメリット
一戸建て賃貸は一人暮らし用物件よりも家賃が高く、生活費や光熱費に関しても割高です。
また、掃除や防犯、インターネット回線の契約などを自分自身で行う必要があります。
玄関前の掃き掃除や草むしり(庭付き物件の場合のみ)は意外と労力がかかるので、仕事などで朝早く帰りが遅いという人は大変でしょう。
また、防犯に関しては敷地が広いと目が行き届かない場所が出てくるかもしれないので注意が必要ですし、インターネット回線の契約も工事が必要になる可能性があるので契約時の確認が大切です。
一戸建て賃貸の場合、“定期借家契約”であるケースも珍しくありません。
仮にそうだとすると、契約期間満了で退室となるので、再度引っ越す手間がかかります。
一戸建て賃貸での一人暮らしに向いている人とは?
一戸建て賃貸での一人暮らしに向いているのは、「自分の時間を大切にしたい人」や、「趣味を大切にしたい人」です。
デメリットの点でも触れましたが、一戸建て賃貸での一人暮らしは多少の不便さがあります。
しかし、のびのびと自分のペースで好きなことをしたい人にとって、周囲を気にせず趣味に没頭できる一戸建て賃貸の環境は魅力的と言わざるを得ません。
また、フリーランスなどの自由業をしており自宅で仕事をしたい人、車を所有しており専用ガレージが欲しい人、物が多くて収納スペースの多い物件を探している人にも、一戸建て賃貸はおすすめです。
まとめ
一人暮らしの人でも一戸建て賃貸は借りられますし、人によってはアパートやマンションよりも快適に暮らせます。
一戸建て賃貸と言っても平屋や2階建てなど様々なので、物件選びの際は条件を細かく提示し、自身に合った物件を提案してもらいましょう。
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