今回は市川市へのお引越しを検討している方に向けて、さまざまな植物が楽しめる万葉植物園についてご紹介します。
市川市は都内へのアクセスがしやすい一方で、豊かな緑や水源の広がる街です。
そんな市川市で歴史を感じながら散策のできる万葉植物園とはどのようなスポットか、どのような植物が鑑賞できるのか、深掘りします。
ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
市川市でさまざまな植物を楽しめる万葉植物園とはどのような施設?
市川市にある万葉植物園とは、4500首以上ある万葉集のなかで詠まれている草花を楽しめる純和風庭園です。
春日大社神苑・萬葉植物園を手本とし、1989年につくられました。
植物の傍らには、その植物の当時の呼び名や和歌の解説が掲示されています。
市川市は、もともと万葉集にゆかりの深い土地であり、市川市を詠んだ和歌も9首あるのだとか。
新元号「令和」の由来にもなっており、再注目されている万葉集。
植物と文学の調和を楽しみ、普段とは違った目線で鑑賞してみてはいかがでしょうか。
園内は、コイのいる池やつくばい(手水鉢)、石灯ろうなどがある落ち着いた雰囲気となっています。
2階建ての管理棟は1階が休憩室兼解説掲示室、2階に事前予約で利用可能な和室や関連図書の展示があります。
乳幼児のオムツの交換も、この和室でさせてもらえますよ。
また、ユニバーサルデザインが採用されているため、車いすやベビーカーでも移動しやすいのが特徴です。
市川市にある万葉植物園で楽しめる植物をチェック!
市川市にある万葉植物園は、約197種の万葉集に登場する植物を楽しむことが可能です。
園内では、洋風庭園でおなじみのバラのアーチになぞらえたハギのトンネルがみられます。
ハギは万葉集のなかでもたくさん登場する花です。
美しい藤棚もあり、休憩ができるイスも設置されています。
市川市の木として知られる黒松の鑑賞も可能です。
ほかにも、あせび・よもぎ・ねこやなぎ・じんちょうげ・しきめ・かくれみの・のびる・やぶかんぞう・にら・たちあおいなどさまざまな草花が楽しめます。
見ごろは初夏から秋口ですので是非訪れてみてくださいね。
●所在地:千葉県市川市大野町2-1857
●営業時間:4から10月は9:30から16:30/11から3月は9:30から16:00
●定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日休園)/年末年始
●アクセス方法:JR武蔵野線「市川大野駅」より徒歩5分
●駐車場:なし(近隣にコインパーキングはあります)
●入園料・施設利用料:無料
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