北海道・東北・上越、・北陸の各新幹線を筆頭に、JR湘南新宿ライン、京浜東北線、埼京線、さらには東武アーバンパークライン、埼玉新都市交通ニューシャトルなど、多くの路線が集まる大宮駅。
路線数では東京駅に次ぐ全国2位の規模を誇る大宮駅は、現在再開発が計画されていて、埼玉県の玄関口というだけでなく、東日本の玄関口として大きく変わろうとしています。
今回は、そんな大宮駅周辺で行われている再開発の計画についてご紹介します。
大宮駅の再開発計画① グランドセントラルステーション化構想
多くの路線が集まり、東京方面のみならず、東日本各地への広域交通の拠点として大きなポテンシャルを持つ大宮駅。
駅周辺は、さいたま市の商業・行政の中心、そして住宅地としてのメリットを多く持つ都市として機能するだけでなく、豊かな自然が残されているベッドタウンとなっています。
一方で、大宮駅は電車間やバスなどへの乗り換え利便性が良くない、駅周辺道路の混雑、駅周辺の広場が少ないなどの弱みもありました。
そこでさいたま市が2018年7月に策定したのが、再開発のコンセプトである大宮駅グランドセントラルステーション化構想(大宮GCS化構想)です。
2020年からの設計・整備、そして具現化に向け、今まさに再開発の検討が進んでいます。
大宮GCS化構想では、駅東西を結ぶ通路を整備し、また駅から一番街、一宮通り、氷川参道などを結ぶ賑わい交流軸を形成します。
そして東口側のホットトピックは、2019年に移転してくる大宮区役所の新庁舎です。
東西通路からの軸を伸ばし、駅前賑わい拠点と位置付けて、連鎖型のまちづくりを目指しています。
大宮駅の再開発で東口に交通広場が誕生!?
東口の再開発でさらに考えられているのが、交通広場の造成です。
現在は東口を出てすぐにバスやタクシー乗り場があり、駅空間の広がりがありません。
ここに広場を設け、新たにバスターミナル・タクシー乗り場を配置することで、駅から緩やかに街へ繋がっていくという構想があります。
ただ公共交通機関へ乗り換える場所というだけでなく、人が憩い、集う場所になれば、大宮駅周辺の雰囲気も大きく変わりますね。
さらに、駐車場や自転車の乗り入れについても利便性が図られます。
大規模オフィスビルの乱立という再開発でなく、商店街やお祭り、イベントなどとの共存もはかる計画だそうです。
訪ねてくる人だけでなく、大宮駅周辺で暮らす人にとっても、メリットが多くなりそうな再開発ですね。
大宮駅の再開発で西口はどう変わる?
そごう、マルイなどのショッピングビルが多く並ぶ大宮駅西口。
一方で、その先のブロックは狭い路地が多くあります。
この場所の大宮ソニックシティの北側にあたる場所へ、28階建てのマンションが建つ計画があります。
竣工は2021年7月の予定で、価格などまだ詳細は分かっていません。
とはいっても、大宮駅西口に近いこの場所は、将来的に交通アクセスやショッピング、ビジネスなど様々な面で利便性が高まることでしょう。
大宮駅近くの賃貸物件に暮らした人が、将来このマンションを購入して住むこともあるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
東口、西口とも再開発が進み、大きく変貌することが期待されている大宮駅周辺エリア。
今後の変貌から目が離せない大宮駅近くの賃貸物件を探すなら、スマイスターまでぜひご相談ください。