荒川区のあるエリアは、旧石器時代より人々が生活してきました。
そのためさまざまな遺跡が発見されており、荒川区の長い歴史を後世に伝えています。
そんな荒川区の歴史について学べる、「荒川ふるさと文化館」の展示内容と施設概要についてご紹介します。
荒川区で歴史を学べる「荒川ふるさと文化館」の展示内容とは?
「荒川ふるさと文化館」は、荒川区の歴史について学べる資料を公開している施設です。
常設展示
常設展示では、旧石器時代から近現代にいたるまでの荒川の歴史について解説しています。
また市井の人々にスポットを当て、昭和40年代の街並みを再現したゾーンもあります。
復元した長屋や共同水道といった、昭和レトロな路地裏風景を見学できるゾーンです。
企画展示
企画展示では年3回、荒川区に関連したテーマや文化財・館蔵資料を公開しています。
また、企画に合わせた講演会などの関連事業も見どころです。
過去には江戸の里神楽や、奥の細道をテーマにしたパネル展などが開催されました。
あらかわ伝統工芸ギャラリー
あらかわ伝統工芸ギャラリーでは、荒川区の伝統工芸技術を発信しています。
実演やワークショップも開催されている、体験型のエリアです。
荒川区で歴史を学べる「荒川ふるさと文化館」の施設概要
荒川区の「荒川ふるさと文化館」では、ミュージアムショップで図録や企画展に関するグッズを販売しています。
小中学生向けの歴史読本なども扱っているため、調べ学習にぴったりです。
このほかの「荒川ふるさと文化館」の施設概要は、次の通りです。
●所在地:荒川区南千住6-63-1(南千住図書館併設)
●開館時間:9:30から17:00(入館は16:30まで)
●休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、第2木曜、年末年始
●アクセス方法:南千住駅(JR、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス線)より徒歩10分、千住大橋(京成線)より徒歩10分
なお新型コロナウイルス感染症対策のため、開館状況が異なる場合があるのでご注意ください。