郭沫若（かく まつじゃく）氏は中国楽山市出身の文化人で日本と中国の架け橋として活躍した人物です。
そんな郭沫若氏は市川市須和田に暮らした経験がある市川市ゆかりの人物です。
今回は千葉県市川市にお住まいをお探しの方に向けて、郭沫若氏のプロフィールや郭沫若記念館についてご紹介します。
市川市ゆかりの文化人郭沫若氏のプロフィール
市川市にゆかりのある文化人である郭沫若氏は文学者・歴史学者・政治家などの多様な顔を持っています。
大正3年に日本に留学した郭沫若氏は日本で結婚し、昭和3年には日本に亡命して市川市須和田に居を構えいます。
郭沫若氏はその後約10年間市川市で暮らし、中国史の研究に没頭したと言われています。
このような縁があったことから、郭沫若氏の出身地である中国楽山市と市川市が友好都市を結ぶきっかけにもなりました。
戦争によって中国に帰国したのちに再度来日した1955年にはかつて暮らした市川市の邸宅を訪れ「須和田に別る」という詩を詠んでいます
現在郭沫若氏が暮らしていた市川市の邸宅は移築・復元され、郭沫若記念館となっています。
市川市ゆかりの文化人郭沫若氏について学べる郭沫若記念館
郭沫若記念館は2004年市政70周年を記念して、旧宅を須和田から真間に移築・再現して開館しています。
この郭沫若記念館は市川市と楽山市の友好の証でもあり、両市は友好都市として交流が続いています。
木造茅葺平屋建ての邸宅を再現した施設内には、郭沫若氏に関する展示も充実しています。
郭沫若氏の関連図書の他に結婚式の時に身につけた衣装や家族写真なども展示されています。
また庭にはたくさんの芝桜が植えられていて、春の開花の季節には素晴らしい芝桜の絨毯が迎えてくれます。
市川市ゆかりの文化人郭沫若氏について学べる郭沫若記念館の施設概要を以下にご紹介します。
●所在地：千葉県市川市真間5-3-19
●開館時間：金曜・土曜・日曜10:00から16:00（入館は15:30まで）
●休館：月曜から木曜、祝日
●アクセス方法：JR総武線「市川」駅より徒歩約20分、京成線「市川真間」駅より徒歩約15分
●駐車場：なし
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まとめ
今回は千葉県市川市にお住まいをお探しの方に向けて市川市ゆかりの文化人である郭沫若氏のプロフィールや郭沫若記念館についてご紹介しました。
郭沫若氏は市川市にゆかりのある人物で、市内にはかつてくらした邸宅が再現された郭沫若記念館もあります。
歴史や中国文学に興味のある方は是非訪れてみてください。
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