昭和期を代表する日本画家の東山魁夷は、およそ半世紀にわたり市川市で活躍しました。
「市川市東山魁夷記念館」とは、そんな東山魁夷のアート作品を紹介している記念館です。
そこで記念館の見どころや、施設情報についてご紹介します。
市川市でアートを楽しめる「東山魁夷記念館」とは?
「市川市東山魁夷記念館」とは、2005年11月に開館した記念館です。
東山魁夷が留学したドイツを連想される西洋風の八角形の塔がある建物です。
1階展示室には東山魁夷の人生を紹介するコーナーがあり、遺品や書籍を展示しています。
そして2階展示室は、日本画やスケッチ、リトグラフなどのアート作品を鑑賞できるフロアです。
また「市川市東山魁夷記念館」には展示室のほか、カフェレストランやミュージアムショップがあります。
東山魁夷とは?
東山魁夷とは昭和を代表する日本画家で、風景画の分野では全国的にも有名な画家です。
終戦直後に市川市へ移り住み、およそ半世紀にわたり活躍してきました。
皇居宮殿や、世界遺産・唐招提寺(奈良)の障壁画を手がけたことでも知られています。
市川市でアートを楽しめる「東山魁夷記念館」の見どころ
「市川市東山魁夷記念館」の見どころは、300点を超える日本画やリトグリフ、木版画・複製画です。
このほか直筆の原稿や愛用品、書籍など東山魁夷のアートに関する資料を多数展示しています。
道(試作)
東山魁夷の代表作『道』は、1950年の第6回日本美術展覧会に出品されました。
戦前に訪れた青森県種差海岸で、写生や試作を重ねて描かれた風景画です。
風景画家としての地位を確立した作品で、数々のパロディ作品も誕生しました。
ミュージアムショップ
記念館では、オリジナルのミュージアムグッズを販売中です。
作品をモチーフにした文房具や雑貨、著書や画集も扱っています。
ミュージアムショップのみの利用なら入館料は不要なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
●所在地:市川市中山1丁目16番2号
●入館料:520円(一般)、410円(65歳以上)、260円(高校生・大学生)、無料(中学生以下)
●開館時間:10時から17時(入館は16時30分まで)
●休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間、年末年始
●アクセス方法:JR下総中山駅より徒歩約20分、京成中山駅より徒歩約15分
●駐車場:あり
なお新型コロナウイルス拡大防止のため、開館状況が異なる場合があるためご注意ください。
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